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ドラマ版デスノート第3話感想~原作回帰か~


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デスノート第3話を見終わりました!
見終わって最初の感想は「原作回帰か」でしたね。

第3話のあらすじ


L(エル)に計画の隅から隅まで指摘され、最後には「キラはあなたですね」とまで言われてしまった月(ライト)は、自暴自棄になり、キラ対策室長であり父親の夜神総一郎が自分を逮捕しにくるとまで考え、リュークに父親の名前をデスノートに書けと、迫られます。

結局総一郎にはLから何も伝わってないことがわかり、キラはあなたですねというLのセリフもかまをかけてきているだけで、疑われているのは自分だけではないことを悟ります。

そこからデスノートという証拠が見つからなければ自分を捕まえることはできないと考え、まずはデスノートを無理にあけようとすると燃えてしまう仕掛けを施した自分の机の二重底にしまいます。

そして自分を尾行していたFBI捜査官の名前は偽名だったけれど、そのフィアンセの名前を知っていることに気づき、それを利用しようと画策します。まずは自分を尾行しているFBI捜査官にフィアンセの危険を匂わせるメッセージを発見させ、フィアンセの命を人質に取り、命令に従わせます。それはほかのFBI捜査官のリストを手に入れさせ、捜査官自身の手で名前を書かせることでした。

最後にFBI捜査官自身の名前を書かせて、廃墟で倒れるように仕向けます。そして月(ライト)は確認のため廃墟に向かうと、自分の名前だけは書いていなかったFBI捜査官は倒れたふりをしていただけで、月(ライト)に飛びかかります。

「こいつの名前さえわかれば」。月(ライト)は絶体絶命のピンチに陥ります。

そのときFBI捜査官はなぜか自ら倒れます。

そうミサミサが月(ライト)を助けるためにFBI捜査官の名前を自分のデスノートに書いていたのです。

自分の寿命の半分と交換した死神の目を使って。

感想


いやーほぼ原作通りでしたね。2話での月(ライト)のアホさ加減から一転して、原作で見られた月(ライト)の天才ぶりが光る内容でした。
机の二重底のくだりからレイ(FBI捜査官)に他の捜査官の名前を書かせるところまで原作に忠実でした。

2話までの批判の嵐によって原作回帰に方向転換でもしたのでしょうか。原作ファンとしては見ごたえのある内容でした。2話までのライトのアホさ加減と3話の天才ぶりの落差に多少の違和感はありましたが・・・

ただ結局根本的な問題は変わっていなくて、ライトのLと戦う目的が曖昧で、キャラがぼやけてるんですよね。原作は「天才が世直しをする」という強烈な目的意識があったからこそライトの魅力が際立っていました。

Lもまだそのしゃべり方と風貌を似せているだけで、原作の強烈なインパクトのキャラの魅力に対して、足元にも及んでいません。

今後この辺のあらたな解釈が登場するとおもしろくなると思うのですが、どうでしょう。


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