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電子マネーを使った詐欺被害が急増!?その方法や対策まとめ


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電子マネーを使用した詐欺被害が急増しています!!本人確認不要の手軽さを利用か!?

振り込め詐欺のような特殊詐欺と呼ばれる詐欺被害の対象が現金だけではなく、プリペイド型の電子マネーに広がっているようです。

この被害は電子マネーの普及とともに広がりを見せ、2014年の後半ごろから急増しています。2015年の上期(1~6月)には、その被害額は約1億9500万円となり、前年同期比の27.9倍になっています。

今回はそんな電子マネーを使用した詐欺被害の方法と対策を調査しました!

 

電子マネー詐欺の方法

私たちが普段プリペイド型の電子マネーを使用するときはまず、コンビニなどでその使用額分の電子マネーを購入しますよね。

例えばi-Tunesのカードやオンラインゲームのプリペイドカードなんかが有名ですね。最近ではamazonのギフト券なども購入でき、これもその対象になります。

購入したカードにはIDが記されていて、専用サイトなどで何かを購入するときにそのIDを入力すると、購入した金額分のものと交換できるような仕組みになっています。

ここで重要なのが、この間に一切の個人情報の登録などが必要ないということです。クレジットカードなどは当然使用番号から個人の情報がわかりますが、プリペイド型電子マネーは誰が購入したものなのかがわからないため、どこかで使用されたとしても、その使用者が正規のルートで手に入れたものなのかがわからないのです。

このお手軽さを利用した詐欺被害といえると思います。

しかし詐欺を行っている連中は本当に次々と新たな手法を考え出しますよね。

詐欺の方法は、アダルト系サイトの閲覧した料金の支払い催促などを不特定多数(特定のときもある)にメールで送りつけて、返信があったものに対して、電子マネーで支払うように促すようです。この時に必要なものは購入したプリペイド型電子マネーのIDだけです。つまりメールだけのやりとりでその金額の移動が成立してしまうのです。

詐欺を行っているものは、手に入れた電子マネーのIDを使用して、高額な商品を購入し、オークションサイトなどで転売することにより現金化しているようです。

詐欺を行っているものにとって最も危険な瞬間が現金などの受け渡し方法ですからね。振り込みだと振込先口座から足がつく可能性があるし、現金の手渡しなんかは実際に出向いて顔を見せる必要があります。この最も危険な行為が電子上のメールだけで済んでしまうのですから、詐欺に使用されやすいわけですね。

そして最近ではSNS(LINEやFacebook)を利用した巧妙な手法もはやっているそうです。

そう一時期はやったLINEの乗っ取りなどです。

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こんなやつです。うけますよね。こんなLINE送ってくる奴は知り合いにいません(笑。

まあ以前はやったような画像のやりとりは雑すぎて誰もひっかからなかったですけどね(笑。なんか日本語がおかしかったり、いきなり電子マネーの購入を依頼したりと、本当に引っかかるやついんのか?というような出来でした。どうも中国人の詐欺グループだとか・・・

しかし最近では、知人を装ったり、嘘の情報をもとに支払いを要求したりとその現実味が増してきているそうですよ。

「楽に稼げる方法はこちら」、「プレゼントが当選しました」みたいな誘いのメールもあるみたいです。

 

対策は?

このような詐欺に対してどのように対策していけばよいのでしょうか?

基本的に通常の詐欺と変わりません。

・怪しいメールは開かない

・誰かに相談する

・そもそも電子マネーでの支払いなんて通常ありえないのだから、まず疑う

・知人からLINEなどで変な要求が来たときは必ず本人確認をする

まず考えてほしいのは、電子マネーで支払いを要求するような会社は正規のものではないといえるでしょう。やましいことがあるからそんなややこしい支払方法を要求してくるのです。アダルト系サイトを見たなどとだれにでも経験がありそうなネタで支払いを要求されるとあせってしまうかもしれませんが、いったん落ち着いてから考えてみてください。

また知人から変な要求あったとしても、まずは疑ってください。通常そんな電子マネーを使った要求をする知人などはいないはずです。

すでに支払ってしまったという人は、まずは消費生活センターなどに相談してみてください。

 

まとめ

最近急増しているプリペイド型電子マネーを使用した詐欺被害についてまとめました。

その方法は巧妙になって来ていますが、基本的に落ち着いて考えればそれがおかしいことに気づくはずです。

一歩立ち止まって考えるという基本動作を常に意識して行動しましょう!!

 

 


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