IT業界で転職する際の転職エージェントの選び方
管理人の「若手の虎」です。お疲れさまです。
IT業界のエンジニアがいざ転職をしよう!と思ったときに迷うのは、「どの転職エージェントを選べばいいのか?」ということですよね。
大手の総合型がいいのか?それとも専門特化型がいいのか?などなど選ぶべきポイントはたくさんあります。転職市場の活性化に伴い、転職エージェントの数も増えています。それ自体は私たち利用者にとって、選択する自由が増えるのでいい傾向なのですが、どれを選んだらいいのか?というのは転職希望者にとって最大の悩みとなっています。
今回はIT業界を知り尽くした管理人が、IT業界で転職する際の転職エージェントの選び方を解説します!
大手総合型か?専門特化型か?
まず最初に悩むのはいわゆる大手の色々な職種を網羅した総合型のエージェントがいいのか、それとも特定の業種・職種に特化した専門型エージェントにしたほうがいいのかということです。
この答えは一つです。
IT業界で転職するなら、専門特化型の一択です!
大体色々な転職エージェントサイトを比較しているようなサイトは「とりあえず大手の総合型に登録しておけば間違いなし!」みたいなあほなこと言ってますが、これは間違いです。
おそらくこのサイトを見ている人は詳しいと思いますが、IT業界の職種というのはかなり専門性が高いです。そのため「よくわからないから大手に・・・」といって登録してみると、ストレスが溜まったなんていう話をよく聞きます。
大手の総合型のエージェントも「ITが専門です!」なんて言ってくると思いますが、大体嘘です(笑)
転職市場の活性化に伴って、転職エージェント業界もいま人手不足が謳われています。そのため専門外の担当に”専門”として送り込まれるなんて日常茶飯事なのです。これはITブラック企業のやり口と一緒です。
みたいな感じですね。
実際、総合型の転職エージェントの担当者は「IT専門です!」と謳っておきながらシステムエンジニアとプログラマーの違いもわからないようなへぼ担当者が多いのが現状です。これは話してみればすぐわかると思います。
IT業界は他の業種と違って、かなり専門性が高くなっています。ほかの業種に比べて高度化するスピードが比べ物になりませんよね。そのため専門性もかなり細分化されていて、専門知識がないとその細かい違いはわからないのです。
違いがわからないエージェントに、適正な求人が見分けられると思いますか?
はっきりいって絶対に無理です。自分の希望を伝えても、それを理解できずにごまかされてストレスが溜まるのです。総合型のエージェントに登録して後悔したという声で一番多いのが「話が噛み合わない」ということなのです。
ITの専門知識がないエージェントに支援してもらうということは、業務知識がほとんどない顧客に要件定義されるようなものですよ。
もちろんあくまで色々な仕事の中から自分で選択したいので、とにかく取り扱い求人数が多いところがいいという人は大手総合型の転職エージェントで問題ないと思います。「もう自分で選ぶから、あんまり口出ししないで」という人ですね。あまり干渉されたくないという人にはおすすめかもしれません。
ただ転職エージェントに依頼する最も大きなメリットは、転職サイトに載らないような転職エージェントしか扱っていない案件です。こういった優良案件を知るためにも転職エージェントは効率的に利用したいところです。
そこでIT業界で転職する際に選ぶべきは、ITに特化した転職エージェントです。
ITに特化した転職エージェントを選ぶのは担当者の知識が豊富だからというだけではありません。
IT特化の転職エージェントは現場の知識が豊富です。給料がいいからといってブラック企業を紹介されたのでは困りますよね。
しかしIT特化の転職エージェントは転職者同士のつながりが深いのが特徴です。エンジニアネットワークとでもいいましょうか。
すでにその企業に転職を成功させた人からの情報などがたくさん入ってきますから、現場に詳しいのです。これはエンジニアにとって非常に重要な情報です。
その現場が一体どのような雰囲気なのか?というのは働いていく上で非常に重要ですよね。
エンジニアのことはエンジニアが一番よくわかります。そのネットワークが強いのがIT特化型の転職エージェントなのです。
大手か?中堅か?
次に大手を選んだ方がいいのか、それとも中堅を選んだほうがいいのかという問題にあたります。
結論からいうと、大手一つ、中堅一つの二つの転職エージェントに登録する方法をおすすめします。
大手のいいところは求人案件数が圧倒的に多いということです。求人案件数が多いことはほとんどの転職希望者にとってメリットになるはずです。そのため1社に登録することで求人案件を網羅的に把握できるということはかなり効率的に転職活動を進めることができます。
さらにあまり知られていないことなんですが、大手の金融機関などのIT人材の募集は、最大手の転職エージェントとしか取引していない場合もあります。
しかし大手にはデメリットもあります。それはスピード感です。
大手のエージェント担当者は自身が担当している転職希望者の数が多い傾向にあります。そのため必然的に一人の転職希望者にかけられる時間が少なくなってきます。
そのため問い合わせに対してレスポンスが遅いといったこともよくあるようです。
また大手の転職エージェントの場合、人気企業の応募者が殺到して事前の社内選考で落選するということもあります。転職エージェントは求人企業と信頼で成り立っていますから、ある程度の社内基準を満たした転職希望者しか紹介を行うことはありません。
そのため希望者が多い場合はそもそも希望の企業に紹介してもらえないということもあるのです。
そこで利用したいのがもう一つ登録しておく中堅の転職エージェントです。
中堅エージェントの特徴は”親身”になって相談に乗ってくれるということです。大手と比較して担当している転職希望者の数が少ないので、かなり親身に対応してくれるのです。
そして大手転職エージェントで応募できなかった求人案件も、中堅エージェントならば応募できる可能性が高まります。
転職エージェントに登録する数は少なければ少ないほうがいいです。多くても2個が限界でしょう。そのため一つは大手のエージェントで”情報”を仕入れて、実際の応募はスピード感が速いもう一つの中堅エージェントから行うという方法が効率的です。
まとめ
IT業界で転職を行う際にどうやって転職エージェントを選べばいいのかを解説しました。選び方をまとめると以下になります。
- IT専門特化型の転職エージェントを選ぶ
- 大手から一つ、中堅から一つの二つを選ぶ
実際にどの転職エージェントがいいのかは管理人おすすめの転職エージェントをわかりやすく紹介している以下の記事を参考にしてください。
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