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IT業界での転職時における魅力的な応募書類の書き方対策
管理人の「若手の虎」です。お疲れさまです。
IT業界で転職する際に必ず通らなければいけないもの、それは書類選考です。
書類選考で合格しなければ、どんなにすごい経歴を持っていて、どんなに魅力的な人物でも面接すらしてもらえません。そのため応募書類というのは第一関門として非常に重要です。
いくら応募しても不合格、面接にすらたどりつかない・・・と言う人は一度自分の書いている内容を見直しましょう。あなたの応募書類、独りよがりになってませんか?
このページでは、魅力的な応募書類の書き方を解説します。細かい書き方や書く内容についてはいくらで解説しているサイトがあるのでそちらを参考にしてください。ここではプラスアルファのアドバイスを紹介します!
「会ってみたい」と思わせる内容になっているか?
私もたまに現場のエンジニアとして面接者の応募書類を目にすることがありますが、大体が”つまらない”です!
これはマジです。
よくこんな内容で読んでもらおうと思ったなと思います。
どういうことかというとまったく面白みがないのです。
応募書類を見ると、大体の人が
的な内容を書いてきます。それはもう嘘みたいにすごい経歴です。ですが現場のエンジニアである私が見れば粉飾決算であることは明らかです(笑)
そんな美しいプロジェクトで、完璧にまとめられる人なんていないですよ。もうきれいごとばかりで反吐が出るのです。(とかいうと言い過ぎかもしれませんが、ほんとですよ)
あなたはネット上で何かしらの文章を見るときに、面白みのない文章がツラツラと書いてある記事を読みますか?
読まないですよね。3秒で閉じると思います。
でもちょっと待ってください。あなたのその履歴書や応募書類は他人からみて面白みがありますか?
と思うかもしれませんが、ネット上であなたがそっと閉じるサイトと同じなんですよ。それを一生懸命書いたんだから読んでくれといって、あなたは読みますか?
そう読まないんですよ。最低限さらっと読むと思いますが、大量に来る応募書類に埋もれて不合格行きです。
面白みと言うのは笑わせるということではないです。魅力ある文章ということです。
この魅力的な文章というのは確かに難しいですが、自分で読んでみて、面白みがまったくないと思ったら、それはもうだめです。大体の人が自分の経歴を淡々といかにもすごいように書いてあるだけで、面白みはまったくないです。
私は新人の教育を担当しているのですが、彼らが一年の成果を本部長にプレゼンする資料を作ると大体みなさんが最初に書く応募書類のようになっています(笑)
どういう内容かはもう想像が付きますね。彼らは本当に本部長に興味を持って聞いてもらえると思っているのでしょうか?
そんなとき、私が決まってアドバイスするのは
ということです。
「じゃあ面白みのあるってなんじゃ!」と思うかもしれませんが、20年30年生きてきたならば面白みのある文章というのはわかるでしょう。あなたがいままで読んできた面白みのある内容に沿って、あなたのエピソードを書けばいいんです。これなら簡単ですよね。
あなたの書いた応募書類が魅力ある、面白みのある内容となっていれば、人事担当者はあなたに会ってみたいと思うでしょう。
相手が知りたい情報になっているか?
これも重要なポイントです。
よく見る、すぐ落とす応募書類は大抵独りよがりになっています。
どういうことかというと、自分が言いたい内容だけが書いてあるのです。もうほんとにそれを言いたくてしょうがないんだろうなーということはわかるのですが、人事が知りたい内容とはずれていることが多いです。
企業の担当者が主に知りたいことは、あなたがどのようなキャリアでそれが自社の業務にどのように活かせるかです。
もちろんそのキャリアは具体的でなくては説得力がないです。もちろん面白みも忘れずに。
しかし応募者がよく書くのは自身の希望のようなことばかりです。またキャリアも自分がアピールしたいことだけであって、そんなの応募企業の募集要項にマッチングしているかなんておかまいなしです。
いうなればJavaの技術者を募集しているのに、COBOLのすごい経歴がツラツラと書かれているようなものです。COBOLの経歴がすごいのはわかりましたが、知りたいのはJavaの経験なのです。
よく言われることですが、応募書類の内容を書く時にはそれを読む人事の立場に立って考えてみましょう。それが一番効果的です。
まとめ
IT技術者が転職する際に面接にたどり着くために必要な魅力的な文章の必要性を解説しました。
面白みのない文章は読まれません。これはあなたがいつもやっているサイト閲覧行為と同じです。自分の書いた内容に面白みがあるか?それは書いたあとに確実に確認しましょう。それが人事担当者に会ってみたいと思わせるコツです。
またその際に独りよがりの内容になってないかも確認してください。人事担当者が知りたい内容とあなたが言いたいことは違う可能性が高いです。