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就職活動「虎の巻」~大手企業の複数内定を得た管理人が語る就活の極意・コツとは?
新卒採用や転職活動に限らず、就職活動というのは人生の一大イベントです。
人にとってどの企業で働くのか?ということは、ただ単に生活の糧である給料を得るということ以上に大きな意味を持ちます。
それだけに就職活動には”あせり”、”不安”、”緊張”といった負の感情が常についてまわるものです。
そのため世の中には就職活動関連のコンテンツ(本やセミナーなど)が溢れかえっていますよね。
よく聞くのが「就職活動は自己分析が重要!」という謳い文句でしょうか?
しかし新卒の就活時代に大手商社、一流メーカー、大手IT企業など複数の内定を得た管理人からすると、「自己分析」なんてやってる人はただの”落ちるべく人”としか思えません。自己分析なんてやってるようではだめなのです。
今回は大手企業の内定を複数獲得した管理人が就職活動の極意について語ります。
自己分析は意味がない!
就職活動でまずすることと言えばなんでしょうか?
大抵の学生や転職活動者はこの質問に対してこう答えます。
「自己分析ですか?」
それほどまでに就活と言えば自己分析という風潮があります。
何を隠そう学生の頃、就職活動を開始した当初の私もそう思ってました。
そのためご他聞に漏れず自己分析というものに手を出す人がほとんどです。
それにしても自己分析とはなんなのでしょうか?
自己分析とは、「自分を探る」作業のことです。就活の際の自己分析とは、「どんなシゴトがしたいか」「どんなシゴトが自分に向いているか」「どんな会社に行きたいか」を認識・理解することといえます。簡単にいうならば、大学を受験する時に、「自分は何に興味があるのかな?」「大学生活で何をやろうかな?」「どこの大学だったら入学できるかな?」とあれこれと悩んだうえで、進路を決めたと思います。それと同じことだと考えてみてください。しかし、大学の受験と違って、就活では面接やエントリーシートなどで「自分の価値」をどれだけアピールできるかが合否に影響してきます。そのためには自分の長所や特徴を把握し、具体的に説明ができるように準備しておかなければなりません。そこで、自己分析という作業が重要になってくるのです。そういった意味で自己分析は、自分の進路を決定するために不可欠な一番最初に取り組むべきステップだといえるでしょう。
(引用:就職用語集)
もっともらしいこと書いてますが、相当的外れなことを言ってます。
いくつも内定をもらうような優秀で効率的な学生は自己分析なんて当然やってません(笑)
実は私もほんとの最初はちまたで相当「自己分析が重要」と言われていたので自己分析をやった経験があります。すぐにやめましたけど。
私の場合は、「自己分析」っぽい本を買ってやってみたんですが、2~3ページやってみてすぐに違和感を覚えてやめました。
優秀な学生や社会でバリバリ働いている人であればすぐに違和感を覚えると思います。
それほど自己分析は”アホらしい”のです。自己分析なんて本気でするのは、頭の弱い学生か、宗教みたいな本や就活塾に騙されている情弱だけです。
あなたは20年、30年と生きてきてまだ自分のことが理解できていないのでしょうか?
実は自己分析はやればやるほど自分本位になって、合格から遠ざかっていきます。
なぜなら自己分析は、”自分の”興味、”自分の”やりたいこと、”自分の”得意なこと・・・とすべて自分のことなんです。
企業はそんな自己中なヤツを求めてません。
自己分析をやりすぎてしまった人はその自分本位の考え方から抜け出せずに、面接やエントリーシートでも自分のやりたいことや、自分の長所ばかり語るようになります。新卒採用や中途採用の面接官をやったことのある私は、こんなヤツまっさきに落とします。
就職活動で一番重要なのは企業との対話(マッチング)なのに、自己分析をやっている学生や転職希望者はそれができないのです。
就活の極意は?
それでは就職活動で大事なことは何なのでしょうか?
それは簡単で、「企業との対話」これだけです。
企業が求人を出すということは明確にほしい人材像というものがあります。
もちろん転職においては即戦力となるスキルのマッチングが重視されます。
そのため就活の極意はいかに志望企業のほしい人材像になりきるかが重要といえます。
自分が本当にそういう人材であるかはこの際、重要ではありません。優秀な人ほどこの人材を”演じること”が出来るのです。
就職活動というのは間違っても自己分析なんかして、自分のことをわかってもらう活動ではないのです。
あなたの最終的な目標は”採用してもらうこと”であって、”自分を理解してもらう”ことではありません。
これがわかってないと、いつまで経っても就職活動はうまくいかないでしょう。
面接やエントリーシートはどのように書くべきか?
それでは具体的に、企業の求める人材像を演じるというのはどういうことなのでしょうか?
くそ真面目な人は”演じる”ということに違和感を感じるかもしれませんが、自分の目的を考えてうまくやってください。
バカ正直なのと、うまくやることはまったく違います。
企業の求める人材像を演じるということは簡単にいうと、相手の聞きたいことをしゃべる(書く)ということです。
自己分析をしていると、まずはじめに自分の得意なことがあって、それをどうやって生かすかという話の流れになると思いますが、これは違います。
まずは企業の求めることありきなのです。企業の求める内容に対して、自分がそれに対してなにができるか、どうやって貢献するかなのです。
それではもう少し具体的な方法論を解説していきましょう。
就活における面接やエントリーシートは次のように進めます。
- 企業の募集要項やOB訪問で志望企業の生の情報(獲得したい人材像)を徹底的に調査する
- 企業のほしい人材像に合わせた志望動機やエピソードを用意する
- 練りに練ったエピソードを頭に叩き込む
- 笑顔とユーモアを混ぜ込んで、話す
これだけです。
簡単ですね。
逆に言えば落ちる人はこんな簡単なことが出来ていないのです。
一番力を入れるところは企業の情報を仕入れて、企業のほしい人材像を明確にする作業です。
これにはOB訪問や転職エージェント(それを介した企業の社員の紹介)を利用してください。
はっきりいって現場社員の話を聞かないと絶対にほしい情報は入りません。
特に入りたい企業の社長が社員に語っているメッセージは非常に重要です。そのメッセージが直近の求める人材像であることに間違いはありません。(そういったメッセージはネット上には転がっていません)
現場社員の話を聞くには、OBや転職エージェントを活用してみてください。意外と簡単に社員を紹介してもらえますよ。
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就活生や転職希望者は意外と自分本位の考えになってしまっています。そのため志望企業の社員の話を聞くことは必須です。
募集要項に現れない全社の方針や社長の考えなどを聞けたら最高ですね。
面接を担当する人事が社長の言ってることに違うといえるはずないですから(笑)
あとは少しのユーモアが必要
ここまでくればもう少しです。
企業の求める人材像がわかって、相手の聞きたいことをしゃべれるようになったら、あと必要なのは少しのユーモアだけです。
やはり合否を決める面接官も人間ですから、堅苦しい話ばかりでは疲れてしまうし、一緒に働きたいとは思ってくれません。そんなときに少しのユーモアを交えた話ができれば採用されないわけがありません。
もちろんお笑い芸人のようにギャグをしろといってるわけではありません。
一番てっとりばやいのが自虐ネタですね。このサイトはIT特化のサイトなのでシステムエンジニアの話をしますが、システムエンジニアは自虐ネタが大好きです(笑)
ネタに困ったらこちらの記事も参考にしてみてください。
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まとめ
就活で重要なのは決して自己分析(笑)ではありません。
必要なのは”企業との対話”です。そして企業と対話するためには相手の聞きたいことを徹底調査して、それをしゃべるだけなのです。
就活の極意は、その聞きたいことをどのようにして調査することということになりますね。人生の一大イベントなので、どんなリソース・コネを使ってでもこの情報は獲得しましょう。
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