IT業界での転職時の面接において必ず聞かれる質問例ベスト10
管理人の「若手の虎」です。お疲れさまです。
IT業界での転職の際にも、他の業界と変わりなく、転職を希望する会社から面接を受ける必要があります。もちろん経歴も重要ですが、最終的にはこの面接で合否が決まるといっても過言ではありません。
私はあまりこの面接で合否を決定するようなやり方は嫌いなんですが、現状最もその人の”雰囲気”がわかる方法は面接しかないですから仕方ありませんね。
そこで重要なのが、どのようなことが聞かれるのか?ということです。
このページではIT業界の転職の際に聞かれる質問のベスト10を解説します!
必ず聞かれる質問ベスト10
さっそく必ず聞かれる質問ベスト10を紹介していきましょう。
1位 | 何か質問はありますか。 | 96% |
2位 | これまでの会社を辞めた(辞める)理由 | 94% |
3位 | 当社への応募理由 | 92% |
4位 | 前の会社ではどのような仕事をしていたのか | 88% |
5位 | 入社可能時期 | 78% |
6位 | 志望職種を選んだ理由 | 58% |
7位 | どのような仕事に自信があるか | 54% |
8位 | 入社したら、どのような仕事をしたいと思っているか | 48% |
9位 | 仕事をする上で大切にしたいと思っていること | 45% |
10位 | 他に受けている会社について | 45% |
(エン転職 募集企業100社アンケートより)
まあ大方想像通りですね。ベスト10ともなると変な質問はなく、ストレートな質問ばかりです。
逆に言えばこういった質問は必ず聞かれると思って対策しておいたほうがいいということですね。
一つ一つ見ていきましょう。
1位:何か質問はありますか。
これは必ず聞かれるでしょう。予定調和です。
何も聞きたいことがなくても質問を用意しておきましょう(笑)。これは意欲の問題です。
もちろん給料の話なんかしちゃだめですよ。ここは御社に興味があり、せっかくの機会だから教えてくださいというベストな質問を用意していきましょう。ホームページに載っているような情報もだめです。
現場の担当者、もしくは人事だからこそ聞けて、さらに相手がしゃべりやすいという絶妙なバランスが求められます。
2位:これまでの会社を辞めた(辞める)理由
これも必ず聞かれるでしょう。人事としてはなぜ今の仕事を辞めて、この会社に入りたいのかは知りたいところです。
ここは大人の対応が必要です。給料を上げたいからというのが理由だとしても、その本音が通用するところと通用しないところがあるので注意です。
極論をいえば外資系などに転職したい場合は、「給料を上げたいから」という理由はストレートでわかりやすく、向こうも受け入れやすいです。逆に本音を出さないことを美徳とする日本企業の場合は、そういった欲のようなものは嫌がられる傾向にあります。
3位:当社への応募理由
まあ当たり前ですね。
理由もないのに応募したりしませんよね。
正攻法の応募理由と、自分しか語れない応募理由を織り交ぜてアピールするのがいいと思います。
正攻法というのは、その会社の特徴であったり、まずぱっと浮かぶその会社のいいところです。こういったところは押さえておかないと、さすがに相手に伝わりません。
そこから自分だけの背景や思いからくる志望理由を語れるとオリジナリティがあってなおよしです。
4位:前の会社ではどのような仕事をしていたのか
ここは本人の自己アピールをする場所ですね。ある程度粉飾するのは当然として(笑)、今の会社を辞める理由から、面接を受ける企業の志望理由まで一貫したストーリーになっていることがベストです。
当然ここでしゃべる内容が、志望企業の募集要項と合ってなければなりません。合ってなくても合わせるんですよ。正直者がばかを見る世界です。
5位:入社可能時期
これを聞かれる可能性は高いですね。事前に押さえておいたほうがいいです。
この辺の事情は以下の記事に詳しく書いています。
6位:志望職種を選んだ理由
これは志望職種がわかれている場合ですね。
IT企業の場合は、プロジェクトマネージャーやインフラエンジニア、データベースエンジニアなど多岐に渡るので、会社の志望動機と一緒に確認しておきましょう。
この質問がある場合はすべてに一貫性があって、ストーリーになっていなければなりません。
逆にストーリーになっていれば説得性が増します。
7位:どのような仕事に自信があるか
これは今の会社でやってきた仕事と絡めて話すべきですね。
いままでやってきたことに自信がない人に、今後の仕事を任せられるはずがありません。
もちろんそれが応募企業の募集要項に合ってなければいけません。何度も言いますが合ってなくても合わせるんです。
8位:入社したら、どのような仕事をしたいと思っているか
うーんしつこいですね(笑)
こんなの応募企業のほしい人材に合わせて答えるんです。それがいやなら違う企業に応募するんです。それだけです。
9位:仕事をする上で大切にしたいと思っていること
やっとオリジナリティを発揮できる項目が出てきましたね。
こういう質問であなたのオリジナリティを発揮するんですよ。いままでの質問はある意味予定調和です。答えなんか8割方決まってます。それをいかに面白おかしく興味を持ってもらえるように話せるかが勝負なんです。
そしてこういった質問であなたのオリジナリティを出すんです。
10位:他に受けている会社について
ここは全部正直に答える必要はないですが、ある程度あり得る話を語ったほうが無難です。志望動機のストーリーにあてはまるのが本当に志望企業だけだったら、この会社に入れなければ意味がないので他は受けてないというのもありだと思いますが、大抵はそうじゃないと思います。
自分の志望動機のストーリーに沿った企業を受けているといいましょう。ただその中でも面接を受けている企業が第一志望であるといったほうがいいですね。
まとめ
IT業界での転職時の面接において必ず聞かれる質問例ベスト10を紹介しました。
やはりベスト10ともなると定番の質問が多いですね。逆にいえばやはり定番の質問は聞かれるので対策したほうがいいです。
そしてバカ正直に答えるのはおすすめしません。あなたの転職の目的はなんですか?その目的を果たすために譲れない部分はなんですか?
これを意識しましょう。この譲れない部分から外れない限り、応募企業のほしい人材に合わせるんですよ。