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IT業界での転職で給与アップは可能?どのくらい上がる?給料交渉はいつするべき?
管理人の「若手の虎」です。お疲れさまです。
ITエンジニアが転職をしたいという理由は様々だと思いますが、転職の大きな理由の一つに「給与アップ」があります。
なぜならばIT業界での転職において、給与アップはかなり高確率で狙うことができるからです。
やはり現在社会ではもはやITはインフラと同様の価値を持っているため、ITエンジニアの需要は年々高まっています。
業界を問わず必要なスキルを保持しているので、どこの会社にいっても活躍することができるITエンジニアは最強の職業と言えます。
普通のサラリーマンは、前職の経験はその業界でしか活かすことはできませんが、ITスキルというのは汎用性があります。
IT専門の会社からより事業規模の大きいIT企業に転職してもいいですし、事業会社にも転職できます。これだけ需要のある職種はほかにはないでしょう。
当然ですが需要が高いということは、それだけ価値が高くなっているということです。
それはイコール転職市場において給与アップが容易に可能なのです。
私は自身の適正価値を知るためにも、ITエンジニアは一度転職市場に身を投じるべきだと思っています。
もしかしたらあなたの適正給料は、もっと高いかもしれませんよ!
このページではIT業界での転職で給与アップは可能なのか解説します。
IT業界での転職における給与アップはどのくらい期待できるのか?
結論から言うと、ITエンジニアは転職で給与アップを行うことは容易です。
職種や業種を選ばなければいくらでも給料が高い仕事があります。それだけ今のITエンジニアは需要があるのです。
大手転職サイトの調べによると、ITエンジニアの転職では平均で2割ほどの給与アップに成功しているようです。これは脅威の数字ですよ。2割の給与を上げるためには一体何年働く必要があるでしょうか?
しかし転職すればそれが一発で可能となるのです。
当然転職はそれなりに大変です。
新しい環境に慣れることも疲れます。
それでも給与がアップすると思えば頑張れますよね。
新卒から企業に入社して、いままで転職なんか考えたことがなかった人も、一度転職市場に身を投じてみるべきだと思います。ITエンジニアの需要の高さに驚くと思いますよ。
ITエンジニアはITスキルだけではなく、コミュニケーション能力やプロジェクトマネジメント能力など、求められる力は多岐にわたります。
ほかの職種とは比べ物にならないくらい高度な専門性を有しているんです。私はITエンジニアはもっと正統に評価されるべきだと考えています。
そして現在の労働市場の流動化傾向は、ITエンジニアの適正価値を映し出し始めています。モノは流通しないと適正な価値というのはわからないものです。
しかし近年の労働市場の流動化によって、労働者は流通するようになってきたのです。そのため他の職種に比べて高度な専門性を持っているITエンジニアの価値は際立っています。
くらいに思ってる人も、まったく転職なんて考えていない人も、一度は転職サイトや転職エージェントに登録してみてください。(ちなみに転職サイトや転職エージェントは無料で利用できるところが多いです)
あなたの市場価値を知ることは今後のキャリアを考える上で必ず役に立つと思います。
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給与交渉をしない日本人
日本人は謙虚です。
これは紛れもない事実。それが日本の美徳でもあります。
そのため転職市場においても、あまり給与交渉はしないのが一般的です。
これは給与交渉を行うと、人事評価に悪影響があるのではないかという思い込みも影響していると思います。
もともと交渉というのは得意ではないんですよね。調和と強調を尊ぶ日本人ですから、遠慮してしまうんです。
もちろんITエンジニアの需要は高いので、交渉しなくても提示される年収は高い傾向にあります。しかしちょっとだけ希望額に届かないというようなときは交渉すべきです。
年収アップを狙っているITエンジニアであれば、どれくらい年収が上がれば転職を決めるのかという定量的な基準を持っているはずです。
転職活動を始める前に必要な準備についてはこちらから。
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その転職を決める基準に少し届かないというようなときは交渉してみてください。
IT業界の評価は現場での働きが一番です。
そのため、転職交渉を担当している人事と給与交渉したくらいでその後の評価に影響なんてするはずがありません。
担当人事も本当にほしい人材の場合は、逆に給与交渉してもらったほうがやりやすいんですよ。
本当はもう少し上げられるのに、提示した年収が低いという理由で断られたくないですから。
私の会社の中途採用担当の人事に話しを聞いたことがありますが、「提示した年収が希望する年収に届かない場合は積極的に言ってほしい」と話していました。
希望年収があまりにもかけ離れている場合は別ですが、多少であれば交渉の余地はあります。
以前担当した中途採用希望者で、絶対にほしい人材がいたらしいのですが、提示した年収に対して何も言わなかったので、このまま進むと思っていたのですが、最終的に他社に取られたことがあったそうです。
そのとき転職エージェントからあとで聞いた話によると、「希望年収に届かなかったので他社に決めた」と言われたそうです。
人事からすると、その希望年収でも採用したかった人材だったので言ってほしかったそうです。
このようにこと転職市場においては、相手の希望が定量的にわかっているほうがやりやすいのです。
また特に転職市場においては、転職時のスタートラインが高ければ高いほど、その後の昇進に有利に働きます。
それだったら交渉してみたいと思いませんか?
給与交渉のベストなタイミング
給与交渉をするタイミングは一次面接が最適と言われています。
その理由は面接を担当する人が、一次面接では人事部の課長クラスであることが多いからです。相手が人事部の場合は給与の条件面や労務環境の話をしやすいのです。
そしてそこで給与交渉を済ませておけば、後々の面接に進む=その条件で進んでいるということになりますから、無駄な労力をかける心配もないです。
通常は一次面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれます。そこで正直に自身の年次や経験を考慮して入社した場合、どの程度の給与水準が適用されるか聞いてみましょう。丁寧に聞けば、人事もそれなりに正直に答えてくれます。
そこでもう少し上がれば希望年収に達するというときは、徐々に希望を伝えていきましょう。これは不躾な質問ではなく、転職希望者の当然の権利です。
そこで折り合いが付かなかった場合は、そのまま提示年収で進むか、違う会社にするのかというだけです。人事は何とも思ってません。
あなたをほしいと人事が思えば、給与交渉も前向き乗ってくれるでしょう。
給与の希望を伝えるときは、現在の年収と希望の上昇率をパーセントで示すといいと思います。
といった感じですね。重要なのは幅を持たせることです。決め打ちで目標額を言ってしまうと人事もなかなか答えずらいのです。
まとめ
IT業界における転職時に給与アップは可能なのか?そしてどのように給与交渉をすべきなのかを解説しました。
日本人は給与交渉のようなことが苦手な傾向にあります。
これは日本人の美徳なのですが、こと転職時においては少しずうずうしくいきましょう。
「あなたの転職の目標はなんですか?」
それが給与アップならば、交渉しないことには意味がありません。
給与交渉を行うタイミングは一次面接の質問時がベストです。そこで自身の希望を丁寧に伝えてみましょう。あなたを採用したいと思っていれば、前向きに相談に乗ってくれるでしょう。