スマホを利用する高校生を対象にした調査で、スマホの依存度が高いと心身の不調を示す割合が高いことがわかったそうです。
高校生を対象とした調査結果
2013年に行ったある調査において、高校生およそ600人を対象に、携帯電話の使用目的や時間などとともに、心身の自覚症状などおよそ70項目を4段階の程度に分けて回答してもらい、それらの結果をまとめたところ、スマホへの依存度が高い人ほど心身の不調を訴える割合が高かったとのこと。
調査結果において、高校生の約9割がスマホを持っており、1日3時間以上使用する生徒が約6割いました。LINEは4人に3人がほぼ毎日使っていたほか、ツイッターに至っては約6割が使用していると回答したということです。
心身の不調とは、具体的に「眠い」「目が疲れる」「昼間でも横になりたい」などの項目で数値が高かったそうです。スマホへの依存度が高いほうがこの数値が高い傾向にあるということですね。
最近の高校性の携帯事情
最近の高校生はやはりほとんどがスマホを保有しているんですね・・・まあ確かに私の高校時代を思い返すと、携帯デビューの人が多かった記憶があります。約15年前になりますが・・・
当時はまだカラー画面の携帯が出始めた頃で、NやらPやらが流行ってましたね。私もバイトして貯めたお金で初めて携帯を買ったときは言葉にできないくらいうれしかった思い出があります。
それがいまやスマホにLINEが定番とは、時代の進むスピードは速いものです。2~3年前はまだガラケーが主流だったんじゃないでしょうか。それから2~3年で高校生がみんなスマホを保有するようになるとは想像しませんでしたね。
最近ではスマホを使って勉強してる学生も増えてるみたいですね。勉強アプリが普及して、勉強も場所を選ばなくなりました。知識欲を満たすには最高のツールではないでしょうか。
私が高校生のときにスマホがあったらどんなによかったか、うらやましい限りです。
スマホ=悪?
このような背景もあり、スマホ依存の悪影響が叫ばれるようになりましたが、なんというか予定調和の結果を言いたいがだけの調査のように感じますね。「スマホ依存=悪」という固定観念を叫びたい大人たちのエゴを感じます。
いつの時代も最新の道具は批判の対象となり、叩かれることが多いですからね。ファミコンに代表される家庭用ゲーム機が普及し始めたころは、これと同じような議論があったと思います。もうちょっとこのような固定観念的な負の思考はやめて、プラス面に目を向けたらどうですかと思いますけどね。
悪影響を叫ぶ前に、生徒のためになるアプリを作ったほうがよほど生産的と思うわけです。スマホもといインターネットは現代の教育を劇的に進化させる可能性のあるツールです。
時代の変化に逆らわず、学生の教育を発展させる議論を期待したいものです。