実際に受診した大腸内視鏡検査の流れを解説します!
お食事中の方、申し訳ありません。
お恥ずかしい話、人間ドックにて便潜血陽性と診断され、大腸内視鏡検査を受診してきました。
初めての経験で色々と不安だったもので、これから受診する人のために検査の流れを解説します。
便潜血陽性とは?
人間ドックを受けたことのある方はご存じかと思いますが、人間ドックでは2日分の便を採取して、便に血が含まれていないかを検査しています。なんか便の成分とかを見ているのかと思っていましたが、血が混じっていないかだけを検査しているらしいです。(今回の一件で初めて知りました|д゚)といっても人間ドック自体まだ2回目ですが。)
さて便に血が混じっているはどういうことなのか?
検査をしてもらったドクターが詳しく説明してくれました。
結論から言うと便に血が混じっていると、肛門の出血(痔)か大腸のポリープ(大腸癌を含む)からの出血と判断できるそうです。この大腸のポリープを発見するためには、大腸内視鏡検査が確実なのですが、この検査は負担が大きいのです。(後述しますが・・・)
そのため全員が毎年この検査を受けるのは大変です。そこで大腸にポリープがある人の便には血が混じっていることが多いことから、便潜血で陽性だった人を対象に大腸内視鏡検査を実施しているというわけですね。
100人が人間ドックを受けたとしたら、そのうち約7人に便潜血陽性が出るらしいです。その人たちを集めると約2割の人が治療が必要な大腸の異変が発見されるというから、結構怖いですよね。(まあ良性のポリープのほうが多いらしいですけど)
今回私も便潜血陽性となってしまい、大腸内視鏡検査を受けてきたのでレポートしたいと思います。
検査の流れ
検査前日
まず検査時は大腸を空にする必要があるため、検査前日は食事制限があります。消化の良いものは食べていいのですが、野菜・魚・肉はだめです。というよりも食べられるもののほうが少なく、私は前日の昼に素うどんだけ食べました。人間ドックにて便潜血陽性と診断されたときはそうでもなかったのですが、さすがに検査前日になると、不安でいっぱいでしたね。なにかの病気だったらどうしようとか・・・
検査当日
当然、朝から何も食べてはいけません。水分の摂取はOKなのですが、乳製品はだめとのこと。なんでですかね?
検査前に大腸を空にするため、簡単にいえば下剤を飲んで全部出します。前日から自宅で飲むパターンと、当日朝受診してから飲むパターンがあるのですが、私の場合は当日飲むパターンでした。
朝検査場所に行くと、2リットルのボトルが用意されています。この記事に載せている写真です。この中に下剤が入ってるとのことでした。
これを2時間かけて飲むのですが、これがきついきつい!
なんとも言えない味で、少し粘度があり、ぬるっとしています。2リットルの水を飲むのも結構きついのに、どろっとした液体を2リットル飲むのですから相当きつかったです。
そしてこれを飲んでいるとだんだんお腹が・・・トイレに駆け込みます、何回も。何回かトイレに行っているとそのうち便が無色透明の液体になってくるんですね。これが検査を開始できる合図です。(ここまでで午前中消化です、トホホ)
そして実際の検査です。時間にして15分くらいでしたね。おしりからカメラを突っ込むのですが、これはそんなに大変じゃなかったですね。
受けたことないですけど胃カメラとかのほうがきついのではないでしょうか。
カメラの映像を一緒に見ながら説明してれます。自分の大腸の中を見れる機会なんてめったにないので、貴重な体験でした。(何人か検査を受けていたのですが、待合室で聞こえてくるドクターの営業トークが全部一緒なのでうけましたw)
結果
何もありませんでした!よかった・・・
朝から言って終わったのが15時くらいでした。
費用は保険適用で5000円くらいです。
何もなかったからよかったものの健康には注意したいと思った一日でした。
これから大腸内視鏡検査を受ける人の参考になれば幸いです。