世間的にはIT業界離れは深刻みたいですね|д゚)
業界の人不足もしきりにうたわれています。
IT業界で働くものとして、この状態は嘆かわしいです。ほんとに。
ITは今後の日本の成長にとっては欠かせない存在であるため、人気を取り戻してほしいものですね。
本稿ではまずなぜIT業界離れが進んでいるのか記載した後、その対策を考察してみようと思います。
なぜIT業界離れが進んでいるのか
IT業界のネガティブなイメージがやはり大きいのでしょうか。2000年前後のインターネットバブル以来、IT業界への就職を目指す人の数は減少を続けています。
2000年前後のITバブル期には、ホリエモンなどのITの寵児と呼ばれるような存在が登場し、インターネット全盛ともいえる時代でした。この頃はITで一旗あげようとする若者が多く登場し、実際現在の新興IT企業はこの頃誕生したものが多いですよね。夢がある時代でした。
しかしその労働環境は劣悪なこともが多く、3K(きつい、帰れない、給料が安い)のイメージが付いてしまいました。現在では、3Kに加えて7K(規則が厳しい、休暇がとれない、化粧がのらない、結婚できない)といわれることもあるらしいですね(笑)
IT業界に勤務している私からみて実際にはどうかと言うと・・・
規則が厳しい・・・うーん確かにセキュリティを取り扱う場合も多く、他の職種からすると規則が多いのかも
休暇が取れない・・・プロジェクトの繁忙期は確かに取れないかも。でもその辺はどの職種も同じですよね
化粧がのらない・・・笑。寝不足ってことかな
結婚できない・・・うちの会社は結婚している人多いですけどね。でも確かに協力してもらっている会社の社員さんたちは独身が多いかも
この業界はIT土方とかブラック企業が多いとか、インターネットでの悪いイメージの拡散が多く、若者にとってそういうネガティブな情報が得やすいのが、IT業界に就職したいと思う人が減っている一因なのでしょうね。
IT業界に勤める人はITリテラシーが高いので、他の職種と比べてインターネットでの発信が多い!
自虐ネタとしてネガティブな発信をして、それが拡散される構造がある気がします。インターネット上でのこういった2chのような掲示板に代表される文化は好きなんですけどね。
それをまともに受け止めてしまう学生たちからは敬遠される要素であるとも言えます。実際には、他の業種でもIT業界で言われるネガティブなことが同じように言えると思います。
ITはまだまだこれから
ITは今後も発展し続ける産業ですし、多くの可能性を秘めています。ネガティブなイメージも多いですが、それをはねのけるだけの魅力がインターネットの世界には広がっています。
だから若者にはIT技術者を目指してほしいものです。
ほんの20年前は、インターネットで世界がつながるなんて想像もできなかったでしょう。
FacebookのようなSNSで小学校の同級生と再会できるなんてすばらしいじゃないですか。
ネットの世界はまだまだこれからなんです。その発展を一緒に作り上げたいですね。
はっきりいってこれだけ進化が著しい業界はほかにないです。その分、新しい技術、知識に追いつくのは大変なのですが、それだけ実力が試される業界でもあります。自身の成長がそのまま成果に繋がる世界で、自分の実力を試してみませんか?
IT業界離れの対策
ホリエモンのようなIT寵児が再び登場するようになるとIT業界は盛り上がってくると思いますね。
ホリエモンは出る杭打たれるといった感じで、世間に潰されてしまいましたが、本来ああいうダークヒーローのような人物が登場するとその業界は盛り上がりますよね。プロレス界や相撲界しかりです。マスコミには嫌われるようですが、そこは得意のITがあるじゃないですか。いまや情報を発信する手段はいくらでもあります。
もっとアメリカのようにIT業界の登場人物が個人のキャラクターを全面に出していくべきです。日本人のいいところでもあるんですけど、個人が目立たない。ITという一見無機質な対象だからこそ、人間らしいエゴがもっと現れていいと思います。
日本のIT業界の登場人物たちはもっと外に出ていく、そして発信するべき!!