FX日記2回目です。日経平均株価の暴騰を受けての為替の動きを解説します!
さてFX日記2回目です。のらりくらいと続いています。
いやー最近の値動きは乱高下が激しいですねー。はっきりいって怖いです。しかし値動きを見ていると、本当に心理戦だなと感じます。ここのところの為替の動きは株価に連動しています。中国の株価暴落をきっかけとして始まった世界同時株安ですが、本日は昨日の”ある出来事”から完全に流れが変わったように思えます。このリスクオン(投資家がリスクを取る動き)のスイッチはどこから来たのでしょうか?
まずは現在の状況から。
FX実績はそれなりに
前回から、自分への戒めや記録も兼ねてFXの実績を公開しています。
今回2回目ですね。いやー2回目が来てよかったw。こういうのって損してたら書きたくないですからね。
というわけで前回損切の重要性を解説し、今回の取引における損切ルールを宣言しましたが、幸いまだ損切ルールは発動していません。
ちなみに今日の株価暴騰を受けてというわけではないですが、ちょっと元手を増やしたりしているので、FX資金総額ではなくて、収支のみ公開していこうと思います。(いつまで続くやら・・・)
現在の収支:+387,225
結構がんばってます。というよりも今日ちょっと勝負したからなんですけどね。まあ勝負といっても、勝率が高いと判断して動いているのですが・・・。この辺が面白さですよね。
いままでの経験から、ちょこちょこ取引するよりも、確実に勝てると思ったときに大きく勝負するほうが実績としてはいいですね。初心者は大体この勝負時を待てずに細かく取引して、大きく損切して負けていくんですね。まあ勝てる相場と判断したら細かく取引してもいいとは思いますが。
このままいければいいのですが、そううまくはいかないので、現在の収支はなかったものと気楽に考えています。常に真剣勝負で勝てる相場のときに勝負できるように心掛けたいですね。
本日の株価暴騰を受けて
しかし本当に相場はわからないものですね。中国からはじまった世界同時株安の流れを受けて投資家の心理は冷え切っていました。どこまで株は売られるんだろうと心配でしたが、その時は突然やってきましたね。
「みんな売るから(株価が下がるため)自分も売ろう」これが基本的な投資家の考え方です。(超シンプルにするとですが)それが連鎖反応として広がり世界中に蔓延していたのが昨日までの状態です。
それが昨日ある出来事をきっかけに一変しました。それはリスクオフ(リスクをとらないようにする状態)の空気で安全資産である円が高くなる(円が買われる)状態の中、なぜかポンド円だけ円安(ポンドが買われ、円が売られる)の方向に振れていたのです。これは市場で不気味な空気を作り出していました。「この状況の中、何が起こっているんだ」という心境でしょう。そして昨日の15:00にある発表がありました。それは日本の大手保険会社がイギリスの保険会社を買収するという報道です。これによって市場の謎は解けたとばかりに、投資家の心理が一変しました。
「M&Aで大量のポンドが必要になるから、ポンドが買われていたのか」という具合です。実際にこのようなM&Aに伴う売買があったのかは定かではありません。しかし事実はどうあれポンドが買われていたという流れと買収の報道がかみ合ったということが重要なのです。
これが心理戦たる所以ですね。はっきりいってこの出来事がなぜリスクオンの流れにつながるかははっきりしませんが、この出来事をきっかけにリスクオンに舵を切る人がたくさんいて、「これはリスクオンの流れだ」とその動きにみんなが同調したのです。クイズ番組の2択に似ていますかね。一人が動き出すと一気にその方向にみんなが流れることありますよね。そんな感じです。
このところの株安の流れをうけて、株を空売りしていた投機短期勢も、この流れはやばいと損失覚悟で株を買戻す動きも連鎖し、本日の暴騰となったのです。
いやーやはり心理戦ですね。
まとめ
本日の株価暴騰の動きについて解説しました。市場は心理戦です。ここで勝つためには、投資家の心理を読む必要があります。その流れに乗れた人が残っていくんですね。