FX日記4回目、米国雇用統計のお祭り騒ぎにて
私はFXにて主にドル円相場を生業としています。ちょっといまは他の通貨に手を出す気にはならないですね。ドル円相場は日本で最も取引量が多い相場です。これはなんとなくわかるんじゃないですかね。
米ドルは世界No.1の通貨であり、安定性という意味でどの通貨よりも強いです。強いというのはあまり暴落や暴騰しないということに繋がります。FXは証拠金以上の損失が出る可能性があり、リスクのあるものです。ハイリスクハイリターンともいえます。そんな中でも、相反するようですが常識ある理性が働く相場で勝負したいと思っていて、ドル円はそういう相場だといえます。そのためドル円相場で勝負している人が多いです。
さてFXにてドル円相場を生業としている人には、月一でお祭り騒ぎのようなイベントがあります。
それが米国雇用統計です。
米国雇用統計とは?
米国雇用統計は米国の経済指標の中で最も注目される指標です。
簡単にいうとアメリカの雇用状況が良いのか悪いのかを示している指標です。これが毎月第一金曜日の日本時間22:30に発表されます。(夏時間は21:30)
発表される指標は主に、景気動向を反映する非農業部門の就業者数や失業率などです。
先ほどドル円相場はあまり暴落や暴騰はしないと述べましたが、その中でもこの雇用統計発表前後が短時間で最も相場が動くイベントなのです。論より証拠ですね。以下のチャートが先週金曜日(11/6)の雇用統計発表前後の様子です。
どうっすか?w
これだけ動くんですよ。1円以上動いています。これだけ動く要因となり得るのが米国雇用統計なのです。そのためドル円相場を生業としている人たちの間ではお祭り騒ぎとなるイベントなのです。ネット上ではすごい盛り上がってますよ。実況中継の掲示板などをのぞきながら、勝負するとその醍醐味を味わえます!(まあ相場が動くので当然負けた場合の損失も大きいですが・・・)
基本的に雇用状況が良いとドル高になります。先週の雇用統計では、非農業部門の就業者数の市場予想が18万人増だったのに対し、発表された数字が27万1000人とかなり強い数字となったので、これだけ相場が動きました。
FX実績
先週の雇用統計で私もひと勝負しましたよ。
そして勝ちました。50枚ほどロングポジションを持ってたので、+40万ほど。
まあはっきりいってこれはギャンブルでした・・・
雇用統計時って、機関投資家などは発表された指標の内容を見て、買うのか売るのかを決めています。まさに時間との闘いですね。
しかし我々個人で勝負している人は情報力において各段に劣っているので、このやり方はできないのです。
そのためやり方は2通り
1.発表前にどちらになりそうか予想して、ポジションをとる
2.発表後の相場変動が激しいときを狙う
1はもうギャンブルといっていいと思います。ただ今回は、前回の指標値が悪かっただけに、予想を上回る感じがしたんですよね。これはもう予想と感覚の世界です。今回は予想が当たりなんとか勝てました。
さて私のFXはここらが正念場ですね。FX資金を2倍ほどにしました。最初にFXを始めた頃もこの辺まではいったんですが、その後大負けして、利益をふっとばした経験があります。ここからが飛びぬけて勝つ1割になるか負けて退場する9割になるか・・・
ここらが正念場!!