埼玉県狭山市にある学校法人「文理佐藤学園」の学園長である佐藤仁美氏（44）が、学園の経費から私的流用をしていたということが学園側の発表で判明しました。私的流用の内容は、2012年から2015年にかけて、計９回に及ぶ海外出張時に、出張名目でカジノやミュージカル、ディズニーランドなどを訪れ、学園の経費から流用していました。その総額はなんと約１６００万円に及びます。
仁美氏は、学園側の発表が行われた当日にすべての役職の辞任届を提出したそうです。仁美氏の父親である佐藤英樹理事長（80）は生徒や保護者に大変なご迷惑をかけたとして謝罪しました。
この佐藤仁美氏が学園長を務める西武学園文理小学校では６年生でアメリカに修学旅行に行ったそうです。すごいですね・・・ちなみに私の小学校時代の修学旅行先は日光でしたｗ。いや日光もすごい良かったし、小学生の修学旅行は行先より、友達との思いでが重要なので、あまりお金かけなくてもいいと思うんですが、アメリカって我々庶民とは違いますね。
2014年のアメリカ修学旅行の予定は11/2～7の６日間の予定でしたが、佐藤仁美学園長はその工程の前後３４日間アメリカに滞在していたそうです。修学旅行日程の約５倍の滞在ってなにしてんの？って感じですね。観光と疑われてもしょうがないですね。というか仮にも小学校の長たる学園長が一か月以上学園を留守にすること自体がその資質を問われます。
佐藤仁美学園長はこの怪しい米国出張の際にディズニーワールド（フロリダ州）やヨセミテ国立公園（カリフォルニア州）、さらにはラスベガスのカジノも訪問していたというから驚きです。この人子供の修学旅行にかこつけてなにしてんだろ。
こういった私的流用が何件もあるそうです・・・モラルが崩壊している。
文理佐藤学園ってどんな学園？
それにしてもこの文理佐藤学園って一体どんな学園なんでしょうか。小学校で海外に修学旅行なんてきっとお金持ちがいく学校なんでしょうね。ちょっと調べてみました。
まずこの校舎！オシャレすぎですね。こんな小学校に通いたい！イギリスのオックスフォード大学とケンブリッジ大学を模範としているそうです。
やっぱり公立の小学校とは違いますね・・・
５年生で２週間のイギリス短期留学があったり、６年生ではアメリカに修学旅行に行きます|дﾟ)
そのほかにも語学ルームや大学の研究室のようなサイエンスルーム、お茶室など素晴らしい施設が揃っています。（小学生にここまでする必要があるのか・・）
しかしやはりその分偏差値は高く、卒業生は進路は華々しいようです。まあこれだけの小学校に通わすことができる親なんですから、教育にはお金をかけてると思うので当然といえば当然かもしれませんが。
それにしてもホームページをいくら調べても学費が載ってないんですよね。大学とかは普通公表しているんですけどね。大学の学費は明朗ですが、私立の小学校ってその辺闇が深そうですね(*_*;。寄付金とか・・・
まあそうやって集めた学費が、学園長の海外出張費に使われてたらそりゃ生徒の親は怒りますわな。
佐藤仁美学園長ってどんな人？
さてここで本題。気になる佐藤仁美学園長ってどんな人なのでしょうか？
佐藤仁美氏は、学園の創立者で理事長を務める佐藤英樹氏の長女です。2009年4月に学園長に就任し、翌年の2010年4月から傘下の西武学園文理小学校の校長も務めています。
華麗なる一族ってやつですね。親がつくった学園を継いでいるわけです。教育評論家で知られる尾木ママは「ナッツ姫みたい」と痛烈に批判いています。
ナッツ姫↓
大韓航空の元副社長で、客室乗務員のナッツの出し方が悪いといって航空機を引き返させた事件で一躍有名になりましたね。
確かにこの佐藤仁美氏も同じ匂いがします。
学歴はどうも小学校から大学まで、この文理佐藤学園系列に通ったみたいですね。まあ親が情熱をかけて作った学園なんですから、子供にはそこに通ってほしいですよね。
教育学修士や経営学修士（MBA）も取得しているようです。まあこういうのはどこで取ったかが重要なんですが・・・（肩書きほしさの裏ルートなんていくらでも存在します）
まあどちらにせよあまり苦労しているようには見えません。受験なんてあってないようなものですし、親は学園の理事長ですし。少なくとも学園の資金を使って海外出張にて私的流用を繰り返すぐらいですのでモラルは身に付いてないですね。
学園の生徒の親のインタビューなども放映されていましたが、人気はなかったようです。「教育者には向かない」人だそうです。生徒第一ではなく、目立ちたがりやっぽいですね。
学園を設立するような教育に情熱をかけた両親の子供が、こうなってしまうんですから皮肉なもんです。
やっぱり小学校は、すごい施設や、金をかけた教育ではなく、自然で遊ぶのが一番ですよ。