食戟のソーマ第134話~黒雲、月を覆う~のあらすじと感想です!
アニメ化されて大人気の食戟のソーマですが、エリナの父親が登場し、月饗祭も盛り上がってきました。エリナの父である薙切薊が一波乱起こすのは確実ですね。今週はどんな展開になるのでしょうか!
前回のあらすじはこちら【漫画】【ネタバレ】食戟のソーマ第133話~翳りゆく食卓~あらすじと感想
あらすじ
遠月十傑のメンバーはそれぞれの店で実績を挙げていた。そんななか第二席の小林竜胆は、たくさんの黒塗りの車が走り去るのを目撃する。
その頃、ソーマは薙切エリナの店を訪れていた。ソーマはエリナに「フージャオピンもう一個やるから、飛び入りでお前のメシを食わせてくれ」と懇願する。薙切薊の行動でピりついていた緊張感がソーマの登場によりほころびを見せる。
そしてソーマは唯一空いている椅子、そう薙切薊のテーブルの席に向かい、こう言い放つ「もしよかったら相席とか・・・ダメっすかね」
薙切薊はあきれたように、興が削がれたといって席をたつ。そのときソーマは振えるエリナを目にした。
薙切薊が店のドアを開けるとそこにはいくつもの黒塗りの車からヘッドライトが煌煌と照っていた。
そうそこに立っていたのは、薙切仙左衛門、現遠月の総帥だった。
黒塗りの車を物珍しさ目当てに追いかけてきた第二席の小林は、何事かと恵に声をかける。恵はなにが起こっているのかできていなかった。
相対する薊と仙左衛門。
「去れ」
薊を一蹴する仙左衛門。
遠月は料理がすべて、実力のあるものならばのし上がれるという仙左衛門。
それに対し薊は、今の遠月は失敗であり、下等な学生をかかえる状況は愚の骨頂だという。
お互いの主張は平行線であった。しかし追放された身である薊が何を主張しようが何も変わらないとその場のものは思っていた。
そこに薊はひとつの書状を出す。
「遠月学園十傑評議会の総意は、学園の総意である」そう言うと、その書状を仙左衛門に渡す。
そこには仙左衛門の代わりに薊を総帥にする旨と、十傑のうち、六名の署名が記載されていた。その中には小林竜胆や司瑛士の名前もあった。
クーデター、まさにそう呼ぶにふさわしい出来事であった。
「新しい王です」
薊は高らかに宣言するのであった。
感想
なんともすごい展開になってきましたねー!
まさか遠月でクーデターが起こるとは。変革を望む十傑の面々のねらいは一体なんなのでしょうか?当然一枚岩ではない気もしますが・・・
突如あらわれたダークヒーローともいうべき薊の登場によって面白くなってきました。ソーマがどう絡んでいくのか気になるところです。
にしてもソーマのとぼけた感じはすごいですね。緊張感の漂う空間を一瞬で変える力は羨ましい!!別名空気が読めないですがw
料理漫画に勢力戦の様相が出てきました。ここまで面白い展開になってくるとは。仙左衛門がどう動くのかも見物です。