食戟のソーマ第147話~反撃開始!!~あらすじと感想です!
アニメ化されて大人気の食戟のソーマですが、極星寮をかけた叡山との闘いも佳境に突入しました。
ついに明かされるソーマの手羽先餃子の秘密、その味に審査員たちは!?
今週はどんな展開になるのでしょうか!
前回のあらすじはこちら【漫画】【ネタバレ】食戟のソーマ第146話~隠し味~あらすじと感想
あらすじ
ソーマの手羽先餃子の驚愕のおいしさに度肝を抜かれる審査員たち、そして叡山。
その隠し味に何を仕掛けてきたのかとソーマに問う。
審査員達もこんな調理方法で、なぜさつま地鶏の風味が際立つのか不思議でたまらないといった感じだ。
ソーマはそんな審査員達を横目に颯爽と小林竜胆に、その手羽先餃子を差し出した。
「あいよっお待ち遠!」
待ってましたと言わんばかりに竜胆は手羽先餃子を食べ始める。
竜胆の顔がほころぶ。そのおいしさに竜胆も驚いていた。
「この旨さの秘訣はあんかけにある」そうソーマは言っていた。叡山はその隠し味はなにかとソーマを問い詰める。
「ケチャップです」ソーマは答えた。
そうトマトの酸味が相乗効果ですべての食材の旨みを引き立てていたのだ。
一見するとごちゃごちゃ足しただけのB級料理、洗練とは程遠い。しかし食べてみると、これ以上ない最高の組み合わせだった。この完成度は一朝一夕で思いつくものではない。そう審査員たちも絶賛した。
この発想は極星寮の連中とひらめいたというソーマ。
そんな雰囲気が極星寮には確かにあった。エリナが来たことで、料理の味見をさせる寮生が毎日来た。そしてエリナはその都度きついダメ出しをするのだが、そのアドバイスに一向に従う様子を見せない。逆に真逆の発想でダメと言われたポイントをさらに突き詰めて、リベンジに現れるのだ。
しかし食べてみるとなぜか美味しくなっているのだ。敢えて強いもの同士をぶつけたことによって互いの味が高まっている、そんな感じであった。
もちろんこんな発想はエリナにはない。今まで数えきれないほど味見役をしてきたエリナだったが、エリナのいうことに逆らうものなどいなかった。しかし極星寮は違う。めちゃくちゃな発想同士がぶつかり合うことによって、思いもよらない答えが生まれていたのだ。
セントラルの思想、それは一部のエリナのような正統派の料理人だけがレシピを作れるものだ。
極星寮はそんな凝り固まった考えをぶち壊すだけの可能性を秘めていた。
そしてソーマは審査員たちに問いかける
「これがあんたたちが潰そうとした極星寮での、日々の重みだ」
セントラルの料理だけが正しい、そう考えていた審査員達。そして審査員達が無価値だと決めつけていた料理の可能性、その答えに気づいたとき、審査員たちはソーマの料理に投票していた。
そう食戟はソーマの完全勝利となったのだ。
感想
な、な、な、なにこのきれいすぎる勝ち方!!
ピタッとかたにはまった、そんな感じを受けるよ、ソーマさん。
ここまできれいにまとめられると、面白すぎとしかいえないっすよ。
セントラルの思想のすべてを否定する勝ち方がここにはあった、そんな感じですね。
そしてついに叡山を倒しました!!
そのことでセントラルとの対決は必至ですね。ただ風向きが変わったことは確かです。題名の通り、「反撃開始!!」ですね。
叡山を倒すだけでなく、セントラルの思想までをも倒すという神業でした。
来週も楽しみです。