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”こんまり”近藤麻理恵が情熱大陸で語る人生を変える掃除の極意


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”こんまり”近藤麻理恵が情熱大陸で掃除の極意を語ります!

「家の中を片づけると、その人の考え方や生き方、人生までが劇的に変わってしまう」

そう語るのは、片付けコンサルタントとして有名な近藤麻理恵さんだ。

彼女の片付け術は、その片付けの方法論だけでなく、人生論から入ることで有名だ。

人生観が変わったという声が続出するその”片付け”術とはどんなものなのか?

彼女の考え方から片付け術、ひいては人生観に至る過程を調査した。

 

近藤麻理恵プロフィール

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名前:近藤麻理恵(こんどうまりえ)

ニックネーム:”こんまり”

職業:片付けコンサルタント

著書に「人生がときめく片づけの魔法」などがある。

 

彼女は子供の頃から主婦向けの雑誌を愛読し、小学校では整理整頓係りを務めるなど、片付けや整理整頓に人一倍の興味を持っていた。

転機が訪れたのは中学三年生のときに読んだ本「「捨てる!」技術」

この本に触発されて、本格的に片付けの研究を開始する。

大学は東京女子大学に進み、大学2年生の頃に片付けのコンサルティング業務を開始した。

当時片付けという行為にフィーチャーしたコンサルティングというのは珍しくかなり苦労したそうだ。

 

そんな彼女も大学卒業後は普通の民間企業であるリクルートエージェントに就職をする。

営業職として採用された彼女は、普通のサラリーマンとして働いていた。しかしその頃から、営業先のデスクを片付けて回ったりして、喜ばれることがあったようだ。

そんなことが影響し、取引先から感謝されることが多くなり、取引先の成績も上がったという。ついには取引先から片付けの勉強会を開いてほしいなどといった依頼を受けるようになった。この勉強会が評判を呼び、色々なところに呼ばれることが多くなった。

彼女はそんな片付けの魅力にはまっていくことになる。

ついには独立し、片付けコンサルタント業務を開始する。

そして2010年の4月に「人生がときめく片づけの魔法」を出版したことで彼女の認知度は広まっていくことになる。

この本がテレビやラジオ、新聞、雑誌などに取り上げられ、100万部を超えるベストセラーになったことは記憶に新しい。

この本はいままでにない考え方に驚嘆する人が続出し、狂信的な読者を生んだ。「人生が変わる」まさにその言葉通り、片付けによって豊かな人生になるというウソみたいな話が現実となった。

この片付け術は海外でも有名になり、世界から講演オファーが絶えないという現状になり、片付けるの意味でで”kondoing”や“konmaring”という言葉が使われている程の影響力を与えている。

そんな彼女はヨーロッパ講演などの前には必ず神社に行ってお参りをするという。実は講演の前には緊張しているという彼女、神頼みな一面に少し驚いた。英語は最初の挨拶のみ、まだまだ勉強中だという。

 

私生活においては2014年の3月に一般男性と結婚し、2015年に第一子を出産している。講演などで長期に留守にすることが多く、その間は母に子供を預かってもらっている。

彼女の美しい容姿とともに、内面からにじみ出るやさしさ、美しさにいまもそのファンは拡大している。

 

片付けの極意

こんまりの片付け術の根底にあるのは以下の質問である。

「ときめきますか?

  ときめかないですか?」

片付けというのは捨てる行為でもある。

このとき普通の人が考えるのは「必要か必要でないか」だ。

しかしこんまりの片付けの考え方は、そのものを考えたときにときめくかときめかないかなのだ。

ものを捨てられない人は、「いつか必要になる」とかんがえてしまいがちで、ほとんど使わないものをためてしまう傾向にある。そんな人にとってこの考え方は驚くほど新鮮であった。

この魔法ともいえる言葉によって人生観まで変わっていく人が増えていった。本当に魔法にかかったように。

 

ポイントは基本的に捨てるものを決めていく作業ではなく、残すもの(ときめくもの)を決める作業となる。

この考え方が彼女の片付けの根底にあるのだ。

 

そんな彼女がコンサルタントとして片付けを指導する際には、必ず家に挨拶をする。これは廊下に正座して何かを瞑想しているようだ。初めて見る人にとっては不思議な光景かもしれない。

”片付けは祭り”という。

最初に始めるのは洋服からだ。まずは洋服を一か所に集めることから始める。思い出の品は時間がかかるので後回しだ。集まった洋服を手を叩いて起こす。その後ときめくものだけ残していく。役目を終えたものには「ありがとうございました」といって感謝して捨てていく。最後にはときめく服ばかりがきれいに残った。

洋服の次はその他の衣類、その次は本、書類、小物と順に行っていく。

片付けを指導する中で、問題が起こることもある。やはり片付ける=捨てると思っている人が多く、なぜ捨てなければいけないのかと反論を受けることもある。

しかし彼女はそんなときにも丁寧に解説をする。捨てるのが目的ではなく、どんな生活をしたいのかを考えることが重要であると。

最後には自分が望んだ暮らしへと変貌していく。

 

感想

筆者も片付けられない人間である。

これはもう自他ともに認めることである。

はっきりいってそう簡単にものが捨てられるようになるとは思えない。

ただ彼女の言葉を聞いていると不思議と出来そうなきがしてくる。これが「魔法なのか?」そう感じざるをえない。

ときめくという感情が筆者に実践できるかはわからないが、これが出来たときに人生観が変わるといのもうなずける。

自分を変えるというのは、ときに誰かを狂信的に信じて行動してみるのもよい方法だ。

年末を迎え、大掃除に励む人が多くなる季節。彼女の言葉を信じてやってみるかと思う年の瀬である。

 


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