安定を棄ててでもやりがいを求める?若者の就職志向が変わっているらしい
勉強して、いい大学に入って、一流企業に就職して安定した生活を送る。
これが一昔前までの学生の理想の就職でした。
しかしこの理想の就職が今変わり始めているようです。
安定を棄ててでも、社会の役に立ちたい、世の中のためになることをやりたいという若者が増えているらしいのです。
就職の理想の形って?
学生の求める理想の就職ってどんなイメージがあるでしょうか?
たくさん勉強して、いい大学に入って、一流企業に入る。これが定番ですよね。
私もそれが唯一の幸せの道と信じて疑わずに生きてきましたよ(笑。
実際、2000年頃まではやっぱりこれが真実だったんではないでしょうか。
いまでも大半の学生はこのように思ってると思います。
そしてこの状況を多少変化させたのが、2008年に発生したリーマンショックでした。今、現役の学生ってもはやリーマンショックって知らないんじゃないでしょうか?
私が就職する頃にちょうどこのリーマンショックが発生して、就職の求人数が極端に減少して苦労したことを覚えています。そしてこのリーマンショックの後に学生の”安定志向”はさらに加速します。
給料の高さよりも安定を目指す学生が増えたのです。リーマンショック発生前とは若干違う傾向です。一流企業を目指すのは変わらないのですが、なかでもより安定性を望むようになりました。人気なのは銀行や公務員、まさに安定の塊のような職種ですね。
そしてリーマンショックからすでに8年ほど経過しましたが、この傾向が変化しているというのです。
安定を棄ててでも・・・
最近は安定を棄ててでもやりがいや社会への貢献を求める学生が増えているらしいのです。
そんな若者たちが、テレビ東京のガイアの夜明けで紹介されました。
写真はインドネシアのカカオ農家の生活の実態を知り、自らのアイデアとビジネスで高付加価値のカカオ作りに取り組むチョコレート専門店「ダリケー」の吉野さんです。
こういった海外の発展途上国に飛び出し、現地の農業やビジネスを発展させようと奮闘する若者が増えているらしいのです。
すごいですよね。安定とは無縁の世界ですけど、毎日が刺激的だと思いますよ。ほんとに。
しかしこの変化は一体なんで起きているのでしょうか?
変化の原因は”情報”か
リーマンショックで一度冷え込んだこのようなチャレンジマインドですが、最近のこの傾向は一体なぜ起きているのでしょうか?
私が考えているのは”情報”です。
真の情報化社会がやってきたという感じでしょうか。
いまや本当にどこにいてもネットさえあれば、世界中の情報が手に入れられるようになりました。
もはや場所なんて関係ないんです。
仕事も場所を選ばなくなりましたし、今や東京に憧れる時代でもなくなりましたよね。本当の幸せを考えたときに東京や都会に縛られるなんてやっぱりおかしいんですよ。
本当にいい時代になったと思います。
場所に縛られた働き方はもはや時代遅れですよ。
みなさんも本当の幸せを考えたときに都会で窮屈な働き方をして、安定を得るような生き方がいいのか悪いのか考えてみたほうがいいと思います。
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