ソーシャルメディア採用ってものすごく合理的だと思う話
「ソーシャルメディア採用」なるものを行っている企業の話を聞きました。
ソーシャルメディア採用とは要するに「FacebookやTwitterなどのSNS上において(企業が考える)良質なフレンド、フォロワーをどれだけ保有しているか、どんな情報をSNSに発信しているか」ということを採用の重要な情報の1つとして用いるスタイルの採用活動を指すそうです。
なんかこれを聞くと「こんな私的なことまで見られる理由はない!」とかって発狂する人がいそうですけど、かなりずれてる。
これは合理的な採用方法ですよ!
ソーシャルメディア採用
まあ冒頭にも書きましたが、要するにSNSを見て、その人の人柄なり社交性なりコミュニケーション能力なりを把握しようというものです。
これってものすごく合理的だと思うんです。だってFacebookなりTwitterなり見ればその人の人柄って8割がた想像できるでしょ。面接なんかするよりよっぽどその人のことがわかりますよ。
まあこういうと「SNSやってない人はどうするの?」って言われますよね。
でもソーシャルメディア採用の担当者はこういうらしいです。
どうですか?その通りですよね。
つまりSNSをやってなかったり、アカウントを公開してなかったりって人は、それだけで今の時代”つまらない人”ということを自覚したほうがいいです。意地でもやらない人なんかはもう時代錯誤もはなはだしい。
面接なんかにコストをかける時代じゃないですよ、もう。
そしてここまでいうと必ず「そんな私的なことまで見られたくない!」という意見が聞こえてきそうですが・・・
この意見もずれてます。
だって面接ではあなたの生き様を見てほしいんでしょう?あなたのやってきたことを評価してほしいんでしょう?
SNSはそれを如実に表していると思いませんか?
SNSは物語る
SNSってその人の物語ってると思うんですよ。
どんなことに興味を持っているか、人の悪口を言ってないか、どういった交友関係があるか・・・等々ほんとうにいろんな情報が読み取れます。面接なんかではその人の情報なんてなんにもわかりませんからね。30分しゃべっただけで何がわかるんでしょうか。
まあもちろん私もすべての採用をこの方法で行えるとは思ってません。
SNSでは見えない能力を持っている人もたくさんいますからね。ただほとんどの場合、企業の求める人材って、SNSと出身大学、そしてその大学の成績だけで判断できる場合が多い。
極論をいえば、東京大学の学生でFacebookの友達が300人いて、学校の成績もいい。こんな人が優秀でないわけがないですよね。
だからほとんどの場合、SNSの情報があれば面接なんて1回でいいんですよ。最終確認ね。
あとはSNSで測れない能力を持った人や、アカウントを公開していない人をしっかり面接で取っていくという感じです。まあ最初に書きましたが、いまどきインターネット上に公開アカウントの一つも持ってない人は、これからの情報化社会についていけない
と思いますけどね。
最後に、情報をひた隠しにして、クローズなコミュニティーに生きることがインターネット時代に安全な道と思ってる人に、SNS採用を行っている会社の担当者のありがたいお言葉を紹介します。
「我々は秘密を持ってはいけない、とは言っていません。ただ、公開情報にきちんと気を配る事ができて、質の高いネットワークを保有をしている人は、有能である事が多い、と思っているだけですよ。」
これからは確実にソーシャルメディア採用が一般的になっていくことでしょうね。
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