AWSサミット東京2016に行ってきた!インフラ技術者の未来は?
世間では伊勢志摩サミットで盛り上がって!?いましたが、IT技術者にとってはもうひとつのサミットが裏で行われているのです。
それがAWSサミット東京2016!!
私も研修名目で行ってきましたよ。そこで感じたのはAWSの勢いです。インフラ技術者にとってクラウドの登場はまさに黒船到来だと思いますが、10年後は確実にインすら技術者の働き方は変わってるでしょうね。
AWSって何?
AWSはAmazon Web Serviceの略です。要するにAmazonが運営しているエンタープライズ用のクラウドサービスです。
Amazonってあのアマゾン?宅配の?って思う方がほとんどかと思いますけど、今クラウド業界で最も勢いがあるのはAmazonなんです。それも世界的にです。
WindowsのMicrosoft、データベースのOracleなどIT業界の巨人たちももちろんクラウドに参入していますが、その中でもAWSの躍進は目立っています。いまクラウドはAWSを中心に動いているといっても過言ではないですね。
Amazonはすごいですね。ただのネット通販の企業と思っていたら、いまのIT業界は語れません。
AWSサミット東京2016
そんなAmazonのクラウドサービスの総会・・・という名のお祭りがAWSサミット東京なのです。
AWSサミットは全世界で行われていて、AWSのユーザー企業の祭典のような感じです。ユーザー企業やAWS技術者の講演がメインなんですが、展示会などもあってものすごい規模で行われています。
まあ正直、講演の内容はAWSのホームページやネットで探せば出てくるような情報なんですけど、それでもこれだけ人が集まってくるのはAWSの影響度の高さを証明しています。
要するにみんな集まりたいんですよ(笑。これだけネット環境が普及して物理的な距離の壁がなくなった現代ですが、やっぱり集まるって重要ですね。無駄だ無駄だと言われてもやっぱり集まると決まるものも決まるんですよ。何より盛り上がるって楽しいですしね。
クラウドはさらに勢いを増し
クラウド化の波はもはや止まらないですね。
今日AWSで講演を聞いて、さらにそれを確信しました。
最初にサーバーが仮想化され、いまやネットワークすら仮想化できる時代です。これがどういうことかというと、エンタープライズITはもうひとつも物理的な機器を持たずに実現できる環境が整っているのです。
企業アプリケーション作るときって、主に業務アプリケーションを作るチームと、そのアプリケーションが動くインフラ(サーバー、データベース、ネットワークetc)を用意するチームに大きく分かれるんですが、インフラ技術者の働き方は劇的に変わるでしょうね。
なんたっていままで苦労して作ってきたインフラ環境は、AWSがセットでクラウド環境に用意してくれるんですから・・・
例えるなら、キャンプ場に行ったら、テントとBBQセットがすでに用意されていて、あとは泊まるだけって感じです。さらにクラウドなんで、人が増えたら簡単にテントを増設してくれます。(キャンプは用意が楽しいという話はおいといて)
かといってインフラ技術者が必要なくなるわけではないと思います。ただ運用を行ってる人や、何も考えずにサーバーを用意しているだけの人は生き残れないでしょうね。
本当の意味での”技術者”だけが残っていくと思います。
まあ人工知能の登場で、50年後には人間の仕事の半分は機械に奪われるなんて言われてますし、結局私たちは常に自分たちのできる最善のことを探していかないとだめなんですよね。
そんなことを感じたAWSサミットでした。
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