「こち亀」最終回を電撃発表!連載40周年に幕、さよなら両さん(涙)!!
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さらば!両さん!!
今年でなんと連載40週年を迎えた人気漫画である「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(通称こち亀)が、9月17日発売の週刊少年ジャンプ42号で最終回を迎えることが発表されました。
国民的人気漫画だけにものすごい反響です。確かに私も子供の頃から見ていて、それは今でも続いていて・・・、そしていつまでも続くような感覚を持っていましたが、始まりがあるものには終わりがあるものですね。
秋本治氏がこち亀終了を電撃発表
9月3日、東京神田明神で絵巻奉納式後にこち亀の作者である秋本治さんが会見して、こち亀終了が発表されたらしいです。
私は9月4日の日曜日に何気なくワイドナショーをみていたら、そこにゲストで秋本治さんが出演していて、突然こち亀終了を発表したんでかなりびっくりしましたよ。
1976年の9月から連載を続けていて、もはや国民的人気漫画になったこち亀だけに日本中に衝撃が走りました。
「(主人公の)両さんの引き際として、40周年を祝われてスッと消えるのが大団円」
「両さんはお祭り大好き。40周年と200巻をお祝いしてもらって、スッと消えるのが両さんらしい。1年ぐらい前に200巻が現実的になって、終わるか考えて結構迷ってました。この機会を逃すと、両さん的に中途半端になっちゃう。おめでたいときに終わるのが一番」
(会見にて、秋本治さん談)
確かにお祭り好きの両さんは、なんかしんみりと細々と終わっていくより、みんなにお祝いされながら大団円で終わるのがいいかもしれませんね。
ただ本当に子供の頃から見ていたので、ジャンプからこち亀がなくなるなんてまったく信じられません。
ちなみにこち亀公式サイトの漫画では、両津が「待て!!まだ終わりじゃないぞ!こういうときだけ『最近読んでないけど好きだった』とか、『もっと続いて欲しかった』とか言いやがって。うれしいけど」と両さんらしいコメントを寄せています。
なんか笑っちゃいますよね。
確かに私もジャンプは毎週買うんですが、お恥ずかしい話こち亀は週の最後ほうに、なんとなく読むだけで、惰性のように読んでいたんですよね。ただそういう読み方がこち亀の醍醐味ともいえるんだと思います。なんにも考えずに見て、ただ笑ってスッキリする、これがこち亀の魅力ですよね。
こち亀は一旦、終了を向かえますが、両さんはまだまだ漫画の中で生き続けていて、たまにどこかで登場して、また私たちを楽しませてくれると思います。
漫画の最終回って何なんだろう?
今回、こち亀の連載終了に向けて、やはり出版社である集英社の編集者は引き留めたそうです。「まだ続けてほしい」と。
ただ秋本治先生は、200巻という節目でみんなに祝福されて大団円で終わりたいという漫画家としての生き方を見せてくれました。
確かに漫画の終わり方って難しくて、特に人気漫画は本当に難しいです。人気がない漫画は否応なく中途半端な時期に中途半端な形で終わっていくので、それはそれでなんかむなしいんですけど。
人気漫画の終わらせ方は本当に難しいです。まだまだ見たいという読者の期待も相まって、なんとなく続いていくのがほとんどだと思います。
ただ漫画の面白さって別軸で考えるべきで、引き伸ばした感じがバレバレだとその面白さまで半減してしまいます。
この議論ってジャンプの人気漫画だった「バクマン」で詳しく書かれてますよね。漫画の終わらせ方って本当に色々とあります。まあこち亀はストーリー性のあるものではなく1話完結のギャグマンガなので、この議論からは外れるかもしれませんが・・・
漫画の終わりは時代の移り変わり
こち亀は私が生まれたころから続いていた漫画です。
そのこち亀が終わるってやっぱり感慨深いです。
一つの時代が終わったなあと感じざるを得ませんね。
最近は”国民的”~の終了が続いてますね。
SMAPだったりこち亀だったり・・・
昔からあるものの終わりはやはり悲しいですが、新しい時代の始まりでもあると思うんですよね。
終わりを悲しむんじゃあなくて、次の時代の始まりをみんなで祝いたいですね!それを両さんも望んでると思います。
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