確定申告後の所得税の納入・支払いはクレジットカード払いがお得!実際にやってみた!
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2月は確定申告の時期。
ということで確定申告してきました。副業ブロガーの確定申告についてはこちらの記事を参考にしてください。
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さて確定申告後には、無事に!?所得税を納めることになります(泣)
しかし結構なお金を払うことになるので、なんとかお得に支払う方法はないかと考えますよね。そこで今回は確定申告後の所得税を払うのにお得な方法を解説したいと思います。
所得税のクレジットカード払いが可能に!
実はいままでもいくつかの地方税に関してはクレジットカード払いが可能でした。
例えば東京都ですと自動車税や固定資産税などです。
しかし2017年1月からは法人税や相続税、そして所得税などもクレジットカード払いが可能となっているんです!
これはあまり知られていないようですね。
確定申告した後の所得税の支払い方法は以下があります。
- 納付書をもらって金融機関や税務署の窓口で直接支払う(現金)
- 振替納税制度を利用して銀行口座引き落とし(現金)
- インターネットバンキングのペイジーを利用して支払う
- e-Taxで支払う
- 納付書をもらってコンビニで支払う
- (NEW)クレジットカードで支払う
せっかく税金払うんですから、なんとかお得に支払いたいものですよね。
そこでいままではクレジットカードのポイントを貰う支払い方法として有名なのが、nanacoを使用してコンビニで支払う方法でした。
これはもちろん(税金の)nanacoの支払いではnanacoポイントは付かないんですが、クレジットチャージでポイントが付くカードがあるので、それを利用してポイントを貯める方法です。
これって確かにポイント貯まるんですが、最近は電子マネーチャージでポイントが貯まるカードがほとんどないし、nanacoカードだと通常(センター保管を利用して)10万円が限度だったので、結構めんどくさかったんです。(店員がよくわからないことが多いし・・・)
ただ2017年からは直接クレジットカード支払いの方法が用意されたので、そんなめんどくさいことしなくてもクレジットカードのポイントが貯まるようになりました!
ただし実はよく見るとクレジットカード払いには手数料が必要なのでよく注意しないと損することもあるのです。
クレジットカード払いのデメリットは手数料
現状、所得税をクレジットカードで支払う場合は、クレジットカード支払いサイトから支払うことになりますが、その際に払う金額に応じてクレジットカード利用の手数料が必要になります。
その金額は以下です。
税額 | 手数料(税込み) |
1~10,000円 | 82円 |
10,001円~20,000円 | 164円 |
20,001円~30,000円 | 246円 |
30,001円~40,000円 | 328円 |
40,001円~50,000円 | 410円 |
以降、10000円毎に税込み82円ずつ手数料が増えていきます。
つまり簡単に言うと、支払う額の0.82%の手数料がかかるということですね。
「なんじゃそりゃあ!」と思うかもしれませんが、実は普段お店で買い物するときもクレジットカードは上記くらいの手数料がかかってるんですよ。
お店でクレジットカードを使う場合は、その手数料をお店側が負担しているのです。
税金の場合は国がその手数料を負担してくれるとは思えませんね(笑)
さてつまりクレジットカードのポイント還元率が0.82%より大きかったら、クレジットカード払いのメリットが出てくるというわけです。
まあ通常はポイント還元率1%以上のカードを使っている人多いと思うので、損にはならないと思いますよ。
またクレジットカード払いをすることでそのほかにもメリットがあると考えています。
クレジットカード支払い実績に加算される
クレジットカードをよく使う人は年会費が有料なものを使ってる人も多いと思いますが、この年会費って年間の支払い実績がいくらを超えたら無料みたいなものが多いですよね。
大体年会費が1万円くらいのものだと、年間の支払い実績が100万円を超えたら無料みたいなものが多いです。
所得税のクレジットカード払いはこの支払い実績の加算に有効です。
特に何十万の支払いがある方は、それだけでかなりの支払い実績になりますよね。
その他にもクレジットカードは支払い実績が多ければインビテーションの対象になるなどメリットが多いのです。
支払い猶予が伸びる
これはクレジットカード支払い自体のメリットになりますが、クレジットカードで支払えば実際にお金を支払うのはクレジットカードの引き落とし日まで伸びますよね。
自転車操業している人がそんなにいるとは思えませんが、所得税が高額な人は地味にうれしいと思います。
所得税をクレジットカードで支払う方法
それでは実際に所得税をクレジットカードで支払ってみましたので、紹介します。
クレジットカード払いに必要なのは、支払う予定の金額とクレジットカードのみです。
まずは国税のクレジットカード支払いサイト に遷移してください。
あとはサイトの指示に従って、本人情報と支払う税金の情報を入力して、最後にクレジットカードの情報を入力すれば完了です。
簡単ですよね。
途中に、課税期間、申告区分、納付税額を入力します項目がありますが例の通りに入力すれば問題ありません。
例) 平成28年分所得税確定申告の場合
課税期間(自):平成28年
申告区分:確定申告
本税:10,000円
合計額:10,000円
実際にやってみましたが、結構簡単に出来ました。
まとめ
確定申告後の所得税の支払いにはクレジットカード払いがお得な方法ということを紹介しました。
ただし現状は0.82%の決済手数料が掛かってしまうので、それ以上の還元率のあるクレジットカードを利用することがポイントです。
手数料を考えるとあまりお得にはならないかもしれませんが、現金で払うよりはお得だし、支払いの手間を考えると確実に楽ですね。
ぜひ試してみてください。
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