お刺身を食べるときにわさびを醤油に溶かすのはマナー違反らしいです!!
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うーん、ある日こんな情報を耳にしました。そんなことないだろうと調べてみると実際にそうらしいです・・・
いやー知らなかったです。和食はやっぱり奥が深いですね。周りを見回しても結構やってる人いますし、いままで普通の行為だと思っていました。しかしその理由がいまいち納得いかなかったので、
試してみました!
その検証結果を報告しますよー。
まずはわさびを醤油に溶かすのがマナー違反の理由から紹介します。
わさびを醤油に溶かすのがマナー違反な理由
■わさびを醤油に溶かすと、わさび本来の風味が損なわれる
なるほど、なんとなくわかる気がしますね。醤油って結構強いですからね。混ぜることによってわさびの風味が損なわれるっていうのはなんとなくわかる気がします。でも刺身を食べるときはわさびを食べたいのではなく、刺身を楽しみたいですからねー、この理由はなんとも言えない気がします。
■一度わさびを醤油に溶かしてしまうと、醤油だけでお刺身を楽しめない
ふむふむ。どうもわさびを付けるのがよいお刺身と付けない方がよいお刺身があるようです。あまり意識してませんでしたよ。
どうやって食べるのが正解なのか
それではどうやって食べるのが正解なんでしょうか?
それわさびを少量(お好みで)お刺身の上に乗せて、わさびを折りたたむようにして二つ折りにして、醤油につけるのが正解らしいです。なるほどって感じですよね。このようにすることでわさびを醤油に溶かすことなく、また風味を損なわずに楽しめるというわけですね。
しかしそもそもなぜお刺身やお寿司にわさびを付けるようになったか知ってますか?
よく聞くのが殺菌効果ですよね。わさびには強い殺菌効果があり、昔から生ものとともによく使われていたようです。さらに辛味には食欲増進効果もあり、魚の生臭さを消してくれる効果もあります。でもなんかこれらの理由ならば醤油に溶かしたほうがよさそうな気がするのは私だけでしょうか。
そこで実際に試してみました!
実際に検証してみました
用意したもの:マグロ(赤身)の刺身と付いてくるパックわさび
※本物のわさびじゃないと風味もくそもないという批判は承知していますが、今回のコンセプトは我々のような庶民にとってこのマナーがどうなのかという検証なので、付属のパックわさびを使います(本物のわさびは高いからだろというつっこみは置いときます)
用意したマグロは普通にスーパーに売っている赤身です。うーん美味しそうですね。
まずは正解の食べ方、お刺身にわさびをのっける方式で食べてみます。
なるほど、これは確かにわさびの辛味がガツンときます。ツーンと鼻を抜ける感覚のあとマグロの風味が広がります。美味しいです!
さて次にいつもの食べ方、わさびを醤油に溶かして食べてみます。
うん、美味しい!こちらのほうは確かにツーンという最初の辛味は弱いですね。ただマイルドな辛味となって醤油、お刺身と相性がよく全体的にまとまった美味しさになります。
わさびの効果を全体にいきわたらすにはこっちのほうがいい気がしますね・・・
まとめ
本物のわさびを食べるときは醤油に溶かしてしまうと風味が損なわれる(らしい)のでやめましょう。ただし普通のパックわさびの場合は、わさびが主役ではなくお刺身が主役なので、溶かしたほうがその役割を果たすと思います!