食戟のソーマ第143話~火蓋は切られた~あらすじと感想です!
アニメ化されて大人気の食戟のソーマですが、えりなの父親、薙切薊による十傑も巻き込んだクーデターが起こり、遠月学園が乗っ取られてしまいました。
そしてついに薊による統治政策が始まり、その手は極星寮にも及びます。頼みの食戟までが汚されたが、それでもソーマは叡山に食戟を申し込みました。
今週はどんな展開になるのでしょうか!
前回のあらすじはこちら【漫画】【ネタバレ】食戟のソーマ第142話~卑劣極まれり~あらすじと感想
あらすじ
叡山の卑劣な行動で、ついに極星寮に叡山の手下が押し寄せる。その数50人。強制退去を迫るには十分な数だった。
その頃食戟会場では、第二席の小林竜胆が叡山をなじっていた。「どこまで小物なんだよ」
そんな竜胆に叡山はいらだちを隠さずいた。
極星寮では、横暴な手段にみなが憤っていたが、どうしようもないこともわかっていた。逆らったからと言ってどうにもならない、そんな空気が流れていた。
そんな極星寮の寮生たちに、寮母であるふみ緒さんは問いかける。抵抗しなければこのまま学園の生徒でいられるがどうするのかと。
ソーマはそんな極星寮のピンチにもいつもの様子を保っていた。「食戟で勝てば、その強制退去も取り消しっすよね?それならいいっすわ、料理頑張ります」といった感じ。
叡山はさらにいらだつ。それはそうだ。審査員は丸め込んで、ソーマに勝ち目はないはずだからだ。
そしてソーマは調理を開始する。薩摩地鶏を餃子にするという。そんな調子のソーマに対し、叡山は「もうあきらめろ!」と叫んだ。ソーマはそれを聞いても黙っていた。そこに極星寮の強制退去組から叡山のもとの連絡が入った。
ようやく強制退去完了かと叡山は連絡を受けるが、なんとその連絡は強制退去に苦戦しているというものだった。
そう寮生たちが防衛しているのだ。極星寮にはバリケードやらヘルメットやら防衛するための道具がなぜか揃っていた。それはかつて極星寮の黄金時代に揃えられたものだという。かつて極星寮の快進撃が続いていた頃、料理では勝てないものたちが、実力行使にでたときに撃退していたらしい。ソーマがたった一人で戦っている、せめてその間だけは極星寮を守り抜くという気持ちで団結していたのだ。
どんな手を用いても、折れないソーマたちに叡山のいらだちは頂点に達していた。
そしてソーマは叡山にこういうのだった。
「俺に言いたいことがあるなら、ちゃんと皿で語ってくれます?」
その言葉についに叡山が心を決める。
「お前を折るには結局、料理しかねぇってことか・・・」
感想
いやーソーマさんかっこいいっす。かっこっよすぎます。
ついに叡山を料理の歩合に引っ張り出しましたね。これが狙い・・・まさかね。
これが計算通りだとしたらさすがとしかいいようがないですが、ソーマのことだから・・・
ただ叡山も料理人の端くれ(ではなく本来第九席か・・・)さすがにここまで料理人魂を見せられたら、勝負せざるを得ないでしょう。
というよりもここで勝負を受けなかったら、この先たかがしれてる。
その叡山の料理人としての誇りというか、ソーマを負かしたいだけというか、どっちともいえない気持ち呼び起こしたのはソーマだからなんでしょうね。
来週は、その他で目立っていた叡山の料理の実力が明らかになりますね。姑息な手段だけで第九席になれるはずがないので、どんな技をもっているのか楽しみですね。