ファミマ「Tポイントカードはお持ちですか?」と聞いてくるのがいい加減うざい理由を真面目に考えてみた。
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ファミリーマートに行くと必ず聞かれること
「Tポイントカードはお持ちですか?」
これがうざすぎる!
なぜこんなうざいことを毎回毎回聞いてくるのか、はっきりいって理解できないが、うざいうざい言ってても理由なき批判になってしまうので、真面目にこのファミマTポイント現象を考えてみた。その上で論破してみようと思う。
ちなみに最初に言訳をしておくと私は特にファミマが嫌いなわけではなく、むしろよく行く側である。ただ「Tポイントカードはお持ちですか?」だけはまったく理解できないので、更生を願ってこの記事を書いている。
「ファミマ」店側の言い分
まずなぜこんなウザイことを毎回毎回アホのように聞いてくるのか店側の言い分を考えてみよう。ちなみにこのTポイント現象は店員の方はまったく罪はなく、おそらく本社側から指示されているのであろう。じゃなかったらほんとにただのアホだ。
特にファミリーマートさんに聞いたわけではないので予想の範囲になってしまうが、一般的に言われている理由は次のようになっている。
・持っているのに出し忘れている客に対して、思い出させるため
おそらくこれがもっとも一般的な回答だと思う。確かに出したかったけど忘れている人にとっては、聞いてもらうことでポイントの付け忘れを防げるため親切な質問のような気もする。
ただこれは建て前で、実際のところは会計が終わった後に、「あっ忘れてた」といって出してくる人に対する予防線という意味合いが強いだろうと感じている。私も昔コンビニでバイトしていたことがあるからわかるのだが、コンビニにはいろんな客がくる。その中にはとんでもないことでクレームをつけるやつが一定数いるのである。
こういった客はあとからいろいろと文句をつけてくることが多い。「Tポイントカードを出し忘れたから後から付けろ!」といった感じのクレームである。こういっためんどくさい客に対処するのは非常に大変なので、会計の前に聞くことで、予防線を張っているのである。
そしておそらく次のような理由もあるのではないだろうか。
・「Tポイントカードはお持ちですか?」と聞かれて「持ってません」と答えるのがいい加減うざいから、Tポイントカードを作ってしまう
本当の目的はここにあるんではないかと思う。でなければこんなアホなことを毎回毎回聞くということをマニュアル化する理由がないのだ。本当に上記の出し忘れている客に対しての思いやりと思って、こんなことをさせているのなら、客商売はやめたほうがいい。客のことをまったくわかってないからだ。
ただもしこの理由で聞くことをマニュアル化しているとしたらどうだろうか。それは店側の理論であって、客側にとっては迷惑以外の何者でもないことを理解していただけるであろう。ポイントカードというのは確かにお得なことに間違いはないのだが、そういうものが嫌いな人も確実にいるのだ。
お得がいいという人は間違いなくさっさと作ってるし、「Tポイントカードはお持ちですか?」がうざいと思ってる人は大抵、ポイントカードを作って出すお得さよりも、素早い会計を求めているのである。つまり完全に逆効果なのである。
ではなぜ「Tポイントカードはお持ちですか?」と聞かれるのがうざいのか、具体的に解説していこう。
「Tポイントカードはお持ちですか?」がうざい理由
まず言っておこう。
おそらくこの記事を見て、「そんなにうざいなら、Tポイントカード出せば?」という人もいるだろう。
だが私は普段の買い物はほとんど携帯の電子マネーで済ませている。そのため財布を出すということはほとんどない。財布は鞄の奥のほうにしまっているからわざわざ出すということはかなり手間であるのだ。だから出さないのである。
そして今から解説する内容で、客側に負担を強いるやり方は客商売の基本がなってないということを理解してもらいたいと思う。
その前提でうざい理由を考えていきたい。
①「いいえ」と答えるのは精神的にも、疲れる
ファミマの聞き方は常に「Tポイントカードはお持ちですか?」である。そのため持っていない場合は「いいえ」というか「持ってません」というのが普通だと思うが、人間こういった否定的な答えをするのは少なからず精神的負担があるのだ。
肯定と否定では気持ちの面で大きな差があるということだ。そちらの都合で、この否定の答えを強いる=客の精神的負担を強いるのが客商売と呼べるだろうか・・・
私は昔、コンビニで働いていたことがあると言ったが、そのときのよくできた店長がこのことを教えてくれた。
私が働いていたコンビニでは、お客様に何かを尋ねるときは、通常の答えが言葉短く済むように、そして肯定になるように聞くべきと教えられていた。親切心からや自発的な行動が否定の答えになるようにしろと。
たとえば暖かいものと冷たいもの同時に買ったとき。
「袋は一緒でいいですか?」はNG。資源の無駄遣いではあるが、分けてほしいときは「いいえ」と答えなければならないのだ。これは否定の答えをさせているからNGである。
この場合は「袋はお分けしますか?」が正解である。通常の答えは「はい」と肯定になる。それに対して環境面に配慮して、一緒でもいいという自発的な行動は「いいえ」となるが、それは客もいいことをしているという気持ちなのでOKというわけだ。
この理論は弁当を買ったときに置き換えて考えて見るとわかりやすい。弁当を買ったときに聞かれる質問は以下である。
「お弁当は温めますか?」
この質問が「お弁当は温めないですよね?」だったらどうだろうか。「はあー(怒)」と聞き返してしまいそうである。まあこれは大げさであるが通常の答えが肯定となり、親切心や配慮から来る答えが否定となるようにするのは客商売の基本といえよう。
ちなみに余談であるが最近のコンビニは店員の質が落ちてきているように感じる・・・というよりもきちんとした教育がされてないといった感じか。例えば私がコンビニで働いていたころは、温めるものがあったら、先にそれをレジに通し、一番にレンジに入れていた。
これは会計の時間中にレンジを済ませるというパラレル作業の基本である。これはどんな仕事でも基本であり、平行で行えるものは平行で行ったほうが時間が早く済むのだ。しかし最近のコンビニの店員は会計のすべてが終わってからレンジに入れるというところが多いような気がするのである。こんな仕事の仕方は非効率極まりない。ちょっと考えればわかるのだが、そこまで頭が回らないのだろうか・・・
まあ話はそれたが人間は否定の答えをするのは疲れるのである。そのため「Tポイントカードはお持ちですか?」という聞き方は最悪である。
持ってない場合は「いいえ」と否定の答えをしなければならないし、さらに持ってなくて申し訳ないという気分になってしまうのである。
以上よりたとえ聞かなければならないとしても、「Tポイントカードはお持ちではないですか?」である。このように聞いてくれれば、Tポイントカードを持っていない場合も「はい」と肯定の答えで手短に済む。あるならば出せばいいだけである。
②誰も幸せにならない
普通の感覚を持っている店員ならば、ほとんどの客が「Tポイントカードはお持ちですか?」と聞かれてうざいと思われていることはわかっているだろう。だがマニュアル(なのかは知らないが)で決まっているから、うざいと思いつつ聞いているのである。
当然、客側は毎回毎回聞かれるのはうざいと思っている。
つまりうざいとわかっているのに聞いている店員と、うざいと思っている客。こんな滑稽なやりとりが全国で何万回と繰り返されているわけである。
こんなの誰も幸せにならないことは明らかだ。
満足しているのはファミマの上層部くらいではないだろうか?
ただこれだけうざいと思ってる人が多いんだから完全に失敗だと思うのだが・・・
③持ってたら出すわ!
結局これが一番言いたいかも。
出す気があったら自分から出すわ、ぼけ!(と言いたいが・・・)
まとめ
こういった理由から「Tポイントカードはお持ちですか?」と聞くのはうざいと考えるわけである。
ファミマの上層部もいい加減このことに気付いてほしいものだ。いや気付いているけどやめられない理由があるのか・・・
その辺はなぞだが、いい加減に改善してほしいものである。
これ多くの客をイラつかせるだけなんだから・・・こんだけうざいのファミマだけだよ。
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