会社員ブロガー(=リスクを取れない人)の書くことはつまらない?
ブロガーの世界では、会社員ブロガーの書くことはつまらないと言われています。
なぜかって、リスクが取れないからです。
これは正直、否定できません・・・
高知でサラリーマンを煽ってるイケハヤさんもこういってますね。
ぼくは「自分が語るべきこと」を語れるようになりたいので、実名でリスクを取りながら発信して、炎上しています。楽しいですよ、こっちは。
— イケダハヤト (@IHayato) March 29, 2016
ぼくらは実名でやっていて、しかも文筆を仕事にしています。それは、常に発言リスクと向き合っているということでもあります。どこまでやるか、どこまで断言できるか、そのバランスを取り続けている。
— イケダハヤト (@IHayato) March 29, 2016
ちょっとぐうの音もでないですね(笑。
私なんかリスク回避の塊みたいなもんですからね。
リスク回避の歴史はかなり長いですが、例をあげれば、
①学歴が重要だと言われ続けてきたのでとりあえず勉強した
②サラリーマンが堅実な生き方だからサラリーマンを選択した
③なかでも大企業のほうが安泰だから大企業を選んだ
これは・・・もはやリスク回避志向しかないですね!!
最近、お気に入りのフリーライター北条かやさんもこういってます。
フリーで生きてく覚悟がある人の文章には、切実さがある。
一方で、フリーランスでも、安定した旦那と結婚してるとか、誰かに養ってもらってるから、フリーランス名乗ってるけど生活かかってません、みたいな人もいる。お小遣い稼ぎっていうか、恋愛ライターになるのが夢です!みたいなひと。そういう人の文章には、面白味はあっても切実さがない。
いや、別に、ちょっとでも面白ければ良いって考え方もあるし、否定はしないけど......なんか物足りないなって、勝手に思ってしまうときがある。ごめん。
切実さがないっていうのはその通りですよね。
サラリーマンは安定収入があるから、ブログで稼ぐ必要がないんですよね。だからやっぱりどこか本気になれない。
立場がその人の言うこと、書くことに重みを与えるのは間違いないです。
大富豪の政治家が、いくら貧困対策を訴えても白々しく聞こえるのはそのせいです。
まあサラリーマンだからこそ書ける文章もあるんですが、それって世に多くいるサラリーマンに共感されるだけで、新しい価値観を与えられるはずもない。プロブロガーの方が多くの反響(炎上?)を呼ぶのは、自分にない新しい価値観を提供してくれる刺激的な文章だからなんですよね。
サラリーマンって会社の看板背負ってますからね、しがらみが多い・・・
なにか書こうとしても「こんなこと書いたら不味いかな・・・」という見えないセーブ機能が働いています。
その点、プロブロガーは守るものは何もないですからね、自分の筆一本で勝負しているからなんでも書けるわけです。さらに人とは違う生活しているんだからそりゃ面白いですよ。すでに生き方が面白いですからね。
ネット上のスラングで「無敵の人」っていう言い方があります。あまりいい意味では使われないですが、プロブロガーも無敵なんですよ。
何も守られていないからこそ無敵。
ただ書く文章が無敵ってだけで、生活の保障はないわけですから大変なことに間違いはないです。
こう書いている私はサラリーマンです。なにもリスクを取ってない。いままでの人生リスクを取ってない。
これじゃあだめですよね。
だから私も早く、早くプロブロガーになりたい!!
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