仮想通貨を購入するのにおすすめの取引所は?コイン・銘柄や投資手法で使い分けるのがベスト!
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仮想通貨を始める際に迷うのが「結局どの取引所がいいの?」ということですよね。
この質問はよく受けるのですが、端的な答えは”目的次第”ということになります。
例えば取引所によって購入できるコインの種類も違うし、手数料もまちまちです。さらに実物の長期投資なのか、FXでの短期投資なのかによっても違ってきます。
そのため自身がやりたいことと、取引所の特性を踏まえてメインで使っていく取引所を決める必要があります。(口座自体は無料なのですべて作っておくのがおすすめです)
仮想通貨取引を行っている人は大体3つくらいをメインで使っている人が多いですね。仮想通貨取引は銀行口座と違ってリスク分散など、取引所を分散させる”意味”があるのでみんなそうしています。
そこでこのページでは国内の主要な取引所の特徴をまとめてみましたので参考にしてください。実際の管理人の使い方も解説しますよ!
仮想通貨取引所おすすめランキング~主要なプレイヤー編~
仮想通貨取引をするのにまず必要なのが、取引所の口座です。
そこでどの取引所がいいのか調べると思いますが、現在国内だけでも10数個あるのでなにも情報がないと迷ってしまいます。
最初に押さえておきたいのは国内の主要な取引所プレイヤーです。というよりもこれから仮想通貨を始めようという人は、主要な取引所さえ知っていれば十分でしょう。よく「取引所ランキング!トップ10」みたいに10個くらい紹介している記事を見かけますが、実際にそんなに使っている人はいません(笑)
おそらくほぼ9割の仮想通貨取引を行っている人が主要な3大プレイヤーのみで取引を行っています。みんなに使われるにはそれなりの理由があるのです。
結論から言うと現在日本の主要取引所は「ビットフライヤー」、「コインチェック」、「Zaif」の3つです。
仮想通貨取引をするなら最初にこれらすべての口座を作る必要があります。というのも購入するコインや目的に応じて使い分ける必要があるため、結局主要な取引所の口座はすべて作っておく必要があるからです。
実際に私や、仮想通貨取引のプロのような人たちもほぼ100%といっていいくらい、ここに挙げている3つの口座は作成しています。逆にこの3つの取引所で出来ないことはないし、3つ使いこなせばそれぞれのデメリットをカバーできるので、まずはこの3つから始めるといいでしょう。
そして仮想通貨取引に慣れてきて、日本で扱っていないコインを購入したい!と思ったら海外の取引所を利用する必要があります。(日本で扱っているアルトコインは主要と呼ばれる銘柄だけなので、いわゆる草コインみたいなものは購入できません)
現在、世界で取引高が一番大きいのは「Binance(バイナンス)」です。日本人で仮想通貨取引を行っている人が、海外取引所を利用する場合はほぼ9割くらいの人がバイナンスを使っている印象です。
バイナンスは本人確認書類の確認がなくても登録後すぐに取引ができるところがメリットです。(ただし日本円の入金ができないので、日本の取引所でビットコインなどを購入して、それをバイナンスの口座に送金して、ビットコインで他のコインを購入する必要があります)
慣れてきて、もしこの4つにないけど使いたい機能が他のところにあったりしたら、他の取引所を検討すればいいと思います。イメージ的にはSONYやPanasonicにはないけど、この機能はバルミューダにしかないからバルミューダを購入しようみたいな感じですね。
それではまずこれら主要な取引所の特徴を紹介していきましょう。
国内トップの取扱高 bitFlyer
【bitFlyerの特徴】
- 国内最大手の取引所
- FX取引が有名(fxするなら欠かせない存在)
- 盗難保証あり
- ビットコインに関しては”版”形式の取引所がある(販売所ではない)
【bitFlyer取り扱い銘柄】
- Bitcoin(BTC)(ビットコイン)
- Ethereum(ETH)(イーサリアム)
- Ethereum Classic(ETC)(イーサリアムクラシック)
- Litecoin(LTC)(ライトコイン)
- Bitcoin Cash(BCH)(ビットコインキャッシュ)
- monacoin(MONA)(モナコイン)
- Lisk(LSK)(リスク)⇒★NEW2018/1/31上場
まず誰もが最初に通るのがbitFlyerです。
国内最大手かつ老舗なので、使っているかは別として仮想通貨取引を始める人のほとんどがbitFlyerの口座を作っています(と思われる)
※私も最初に口座を開設したのはbitFlyerでした。
bitFlyerにはビットコインの版形式の取引所があるのでビットコインは手数料が安く購入することができます。
取引所と販売所の違いについてはこちらの記事を参考にしてください。
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仮想通貨・暗号通貨の始め方~おすすめの取引所は?どの銘柄を買う?など低リスク投資で億り人になる方法を徹底的に解説!
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一方でアルトコインについてはcoincheck同様に販売所形式なので手数料が少し割高です。
bitFlyerはFXに強いということも言われています。FXをする場合は約定率やスプレッドの狭さなど色々な条件が必要になりますが、この辺にbitFlyerは定評があります。
ビットコインFXするならbitFlyerは外せないでしょうね。
そしてbitFlyer最大の利点は何よりも最大手の安定性です。
仮想通貨は現物のお金と違ってただのデータなので、保有実感がないですよね。そのためせめて保証くらいはしっかりしてほしいのですが、そんなときにやはり大手の安定性が精神的な柱になります。
小さい取引所だと、万が一破綻したときになにも保証してくれなそうですが、少なくても最大手であれば何もないということはないでしょう。(ただしこの辺のリスク管理は当然自己責任ですが・・・)
そしてビットフライヤーは王者としての貫禄からか、新規上場銘柄が大幅に値上がりするといった特徴もあります。(もちろん他の取引所ではいちいち新規上場銘柄にそこまで注目は集まりません)
有名な話でビットフライヤーが突如としてモナコインを上場させたのですが、その後役5か月後にはモナコインは約20倍もの値段になっていました。すごいですよね。
そのためビットフライヤーに口座を作っておいて、新規上場銘柄を購入するといった方法も有効かもしれません。最近だと2018/1にリスク(LSK)というアルトコインを上場させたことでも騒がれました。いま購入するならリスクはねらい目かもしれません。
管理人はビットコインを買うときはbitFlyerを利用しています。あとは扱っているアルトコインを暴落時に購入するときにも使っています。
ビットコインは取引所形式なので手数料はどの取引所も変わりません。
そして相場暴落時には、”そのときの値段で”、”すぐに”コインがほしいので、比較的約定しやすい販売所形式のほうが有利に購入できることが多いです。(暴落時は取引所経由だとそもそも約定しない可能性があるし、操作に手間取ってチャンスを見逃すこともあります)
アルトコインの品揃えが豊富なcoincheck
2018/1/28追記
現在、コインチェックは日本円の入金以外、全取引を停止しています!
詳細はこちらの記事を参照してください。(いま登録するのは待ったほうがいいでしょう。)
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coincheck(コインチェック)史上最大のNEMハッキング盗難事件経緯まとめ~発生から補償まで~
coincheck(コインチェック)史上最大のNEMハッキング盗難事件経緯まとめ~発生から補償まで~Content1 coincheck(コインチェック)史上最大のNEMハッキング盗難事件経緯まとめ~ ...
【coincheckの特徴】
- アルトコインの品揃えが豊富
- 国内取引所で唯一仮想通貨を貸し出して利息がもらえるレンディングができる
- 盗難保証あり
- アプリや画面の使いやすさはNo.1
【coincheck取り扱い銘柄】
- Bitcoin(BTC)(ビットコイン)
- Ethereum(ETH)(イーサリアム)
- Ethereum Classic(ETC)(イーサリアムクラシック)
- Lisk(LSK)(リスク)
- Factom(FCT)(ファクトム)
- Monero(XMR)(モネロ)
- Augur(REP)(オーガー)
- Ripple(XRP)(リップル)
- Zcash(ZEC)(ゼットキャッシュ)
- NEM(XEM)(ネム)
- Litecoin(LTC)(ライトコイン)
- Dash(DASH)(ダッシュ)
- Bitcoin Cash(BCH)(ビットコインキャッシュ)
コインチェックはアルトコインの銘柄が豊富なことで有名です。
ぱっと見ただけでもかなり多いですよね。bitFlyerと比べても一目瞭然です。
コインチェックにしかないコインを購入したい場合は、自動的にコインチェックを利用する必要があります。
コインチェックはアルトコインの種類が豊富ということを売りにしていくみたいなので、今後も国内取引所で色々なアルトコインを購入したい場合はかなり有用ですね。
手数料に関してはbitFlyerと同様にビットコインのみ取引所があり、その他のアルトコインは販売所形式となっています。そのためアルトコインは比較的手数料が高めです。
ちなみに取引画面やスマホアプリの見た目が綺麗で一番使いやすいのがコインチェックです。サイトのデザインや使いやすさって結構重要なので、初心者はコインチェックから始めるといいかもしれません。
コインチェックと比べるとZaifとか・・・
ただしコインチェックの最大の魅力はコインのレンディングができるという点です。
レンディングに関してはこちらの記事を参照してください。
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仮想通貨を長期投資するならコインチェックでレンディングがおすすめ!
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国内取引所では唯一レンディングができます。レンディングは簡単に言うと保有コインを貸し出して利息を貰うサービスです。
仮想通貨は”ガチホ”が基本戦略なので、ガチホしている間に資産を有効活用できるという点で非常に役に立ちます。
管理人はガチホすると決めているNEMとリップルの購入はコインチェックで行っていて、保有コインをレンディングしています。
コインをガチホしたいときはコインチェックを利用しましょう。
手数料で選ぶならZaif
【Zaifの特徴】
- すべてのコインが版形式の取引所なのでなんといっても手数料が安い
- 仮想通貨の積み立て投資ができる
- コインではなく「トークン」の購入できる
【Zaif取り扱い銘柄(コイン)】
- Bitcoin(BTC)(ビットコイン)
- Ethereum(ETH)(イーサリアム)
- NEM(XEM)(ネム)
- monacoin(MONA)(モナコイン)
- Bitcoin Cash(BCH)(ビットコインキャッシュ)
【Zaif取り扱い銘柄(トークン)】
- Counterpartyトークン(XCP)
- ERC20トークン
- Mosaic
- Bitcrystals(ビットクリスタルズ/BCY)
- ZAIFトークン(ザイフトークン)
- STORJCOIN X(SJCX/ストレージコインエックス)
- FSCC(フィスココイン)
- CICC(カイカコイン)
- NCXC(ネクスコイン)
- Pepecash(ぺぺキャッシュ)
- JPYZ(ゼン)
Zaifの特徴はなんといっても手数料の安さです。
ビットコインとアルトコインすべてが取引所形式なので、アルトコインをもっとも安く買えるのはZaifといえます。
ただ仮想通貨の場合は長期保有が前提だし、相場変動が激しいので、手数料の安さで血眼になって選ぶというのはかなり人生を消耗している気もします(笑)
もちろん安く買えたほうがいいと思いますが、手数料なんて仮想通貨のボラティリティに比べれば屁みたいなもんなので、私はあまり気にしないようにしています。
とかいいつつZaifで購入できるアルトコインを買うときは絶対にZaifを利用してますけどね。
あとはZaifでは唯一、積み立て投資ができるので、積み立て投資をしたい人はおすすめです。
積み立て投資とは毎月一定金額でコインを購入してくれるサービスですね。
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低リスクで仮想通貨投資を始めるならZaifでコイン積み立て投資がおすすめ
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仮想通貨は相場変動が激しいので、ドルコスト平均法から考えても資産形成という意味では積み立て投資が理にかなっています。暴落・暴騰相場に人生を消耗したくないという人は積み立て投資法がおすすめです。
そしてZaifの一番の特徴はトークンが購入できるということでしょう!
さらにmijinやCOMSAといったブロックチェーン技術を流通させるためのプラットフォームサービスを主力事業にしていることもZaifの将来性を期待する大きなポイントになっています。
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それでも私がテックビューロに投資する理由~ブロックチェーンに投資するならZAIFトークンを買う!
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色々なアルトコインを購入したいならBinance(バイナンス)
【バイナンスの特徴】
- 世界一の取扱高を誇る世界最大の仮想通貨取引所
- 手数料も世界一安いクラス
- ほぼすべてのコインやトークンを購入できる
【バイナンス取り扱い銘柄(コイン)】
数えきれない・・・
バイナンスは世界最大の取引所で、現状ほぼすべてといっていいくらいの仮想通貨銘柄を取り扱っています。
まだ見ぬ草コインや、日本で扱っていないコインを購入したい場合はバイナンスに口座を作って購入しましょう。
実は手数料も日本より安いので、海外の取引所を使うことに抵抗がなければ積極的に利用してもいいと思います。
しかもバイナンスは本人確認書類の確認等が不要で、WEBでの登録後すぐに取引を開始できるのがうれしいところです。
第二グループに位置する取引所
ここまでは主要な取引所でしたが、ここからは第二グループに位置する取引所を紹介していきます。サッカーで言うところのJ1とJ2みたいなものです。
正直、初心者は主要な取引所だけ使っていればまったく問題ないので特にお勧めはしませんし、実際私も口座は作っていますが、特に必要性がいまのところないので取引はしていません。
ただし今後、サービス内容や扱うコインの種類などで主要な取引所と順位を入れ替える可能性はもちろんあります。
仮想通貨FXに定評あり!GMOコイン
【GMOコインの特徴】
- 外貨取引FX最大手のGMOが運営しているのでFXに強みあり
- 画面UIに定評あり
- アルトコインがキャンペーンなどで安く買える
【GMOコイン取り扱い銘柄(コイン)】
- Bitcoin(BTC)(ビットコイン)
- Ethereum(ETH)(イーサリアム)
- Litecoin(LTC)(ライトコイン)
- Ripple(XRP)(リップル)
- Bitcoin Cash(BCH)(ビットコインキャッシュ)
扱っている銘柄も5種類と少なく、ラインナップも特徴はないですね。
ただGMOコインはあのFX最大手のGMOグループの運営だけに、やはりFXに力を入れています。
そのため最大レバレッジも25倍までの設定が可能となっていますね。
まあボラティリティが大きい仮想通貨取引ではレバレッジ(信用)取引はやめたほうがいいと思いますが、それでも一発逆転を狙いたい!という人は利用してもいいかなくらいです。
こちらもFXに力を入れているQUOINEX(コインエクスチェンジ)
【QUOINEXの特徴】
- 仮想通貨FXに力を入れている
- 業界最多水準の14通貨ペア
- アルトコインの取扱が豊富
【QUOINEX取り扱い銘柄(コイン)】
- Bitcoin(BTC)(ビットコイン)
- Ethereum(ETH)(イーサリアム)
- Litecoin(LTC)(ライトコイン)
- Ripple(XRP)(リップル)
- Bitcoin Cash(BCH)(ビットコインキャッシュ)
- Ethereum Classic(EHC)(イーサリアムクラシック)
- NEM(XEM)(ネム)
- QASH(LIQUID)(キャッシュ)
QUOINEXはアルトコインの銘柄が豊富です。コインチェックと似た方向性を感じますね。
そのほかにはあまりFXをやらない人には恩恵がないですが、通貨取引ペアが豊富です。FXにかなり力を入れているようなので、FXをメインでやる人は検討してもいいと思います。
まとめ
仮想通貨取引所の特徴をまとめました。
基本的に仮想通貨の取引をするなら現状は「ビットフライヤー」、「コインチェック」、「Zaif」の3つの主要取引所の口座はすぐに開設しておきましょう。この3つを併用することで出来ないことはないし、それぞれのデメリットもカバーできます。
最近は口座開設申込が増えているため開設までに時間がかかることが多いようです。
そのため急な暴落時(チャンス時)にコインが買えない!なんてことがないように、とりあえず申し込んでおくのが正解です。
何かしら理由がない限り、この主要プレイヤー以外の取引所を使う必要はいまのところありません。仮想通貨取引に慣れてきて、何か欲しい機能が他のマイナーな取引所あったときに考えれば十分でしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのシェアが記事を書く原動力です!