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仮想通貨ビットコイン(BTC)とは何か?いまさら聞けない使い方やメリット・相場見通しなどをまとめて解説!


仮想通貨ビットコイン(BTC)とは何か?いまさら聞けない使い方やメリット・相場見通しなどをまとめて解説!

日に日に盛り上がりを見せる仮想通貨市場。

日本でも一般的になりつつあり、仮想通貨を購入しているという人も多いと思います。

 

仮想(暗号)通貨のようなデジタル通貨は、今後法定通貨の代替決済手段として普及していくことは間違いありません。そしてその中心となるのはやはり「ビットコイン」です。

ビットコインは仮想通貨市場のおよそ50%を占め、仮想通貨銘柄はビットコインとアルトコイン(それ以外のコイン)という分け方をされるほど、いまや仮想通貨の代表的な存在となっています。

アルトコインを購入するときも、ドルや円といった法定通貨ではなく、ビットコインで買えるビットコイン建てのものも多いです。つまりビットコインを基軸通貨として成り立っているんですね。

 

そこでこのページではいまさら聞けないビットコインの基本から、具体的な使い方、メリット、そして相場見通しなどビットコインに関する気になることをまとめて解説したいと思います。仮想通貨投資を始めようという人はまずビットコインを理解しましょう!

管理人
ビットコインは仮想通貨の基本だぞ( ゚Д゚)

 

ビットコインの基本情報・特徴

  • 通貨単位: BTC
  • 発行上限:21,000,000BTC
  • アルゴリズム:Ploof-of-Work(PoW)

ビットコインは仮想通貨(暗号通貨)と呼ばれる通貨の一種です。

仮想通貨はインターネット上で取引や通貨発行が行われて、日本円やドルのように物理的な媒体が存在しないことが特徴です。

そして法定通貨のように国や政府が価値を補償しているわけではなく、発行主体がいないため、国や政府の中央機関、中央銀行を介さないで取引を行うことができます。

ただし発行主体がいないということは、誰もその価値を証明してくれないわけですから、需要がなくなったらいつでも無価値になってしまうという危険性があります。しかしビットコインなどの仮想通貨はブロックチェーンという技術を利用することにより、”不正な取引や偽造はできない”という特徴があるので、根強い需要によりその価値が支えられています。

 

日本に暮らしているとあまり日本円の価値がなくなるということは心配したことがないかもしれませんが、政治が不安定な国だったり、自国の通貨が信用されていないような国では、いつ法定通貨が紙くずになってしまうかもしれないというリスクが常にあるため、ビットコインのような仮想通貨はかなり需要があるといわれています。

南米などでは自国の法定通貨はあまり信用されていないため、自身の資産は仮想通貨で持つという人も多いようです。

 

ブロックチェーン

ビットコインや他の仮想通貨を語る上で、ブロックチェーンという技術の概念は外せません。

ブロックチェーンとは簡単に言うと「分散型の台帳」です。”非中央集権型”の仕組みを実現するための技術ともいえます。

どういうことかというと、世の中に存在しているほとんどのシステムは中央集権型として動作しています。つまり一つのところが管理しているのです。

例えば銀行のシステムであれば、銀行が保有しているサーバー郡ですね。

こういった中央集権型のシステムでは、管理している主体が攻撃を受けた場合などはデータの改ざんが容易です(もちろんそれをさせないためにセキュリティに多額のお金をかけていますが・・・)

ところがブロックチェーンを利用した分散型のシステムの場合は、データの保管や取引の記録は分散されていて(みんなが保有していて)、たとえ一つの場所が攻撃されて改ざんされたとしても、すぐに他の正しいデータにより復旧されます。

このようにブロックチェーンを利用した分散型システムというのは、データの改ざんのような不正行為が不可能なのです。

そしてこのブロックチェーンを利用している仮想通貨だからこそ、みんなが安心して使えるというわけです

 

日本円や米ドルのように国が保証してなくても、みんなが安心して使っている理由はこの”不正ができない”、つまり所有権の保証が担保されている点が大きいのです。

これが簡単に不正が可能な仕組みだったら誰も使わないですよね。

 

ブロックチェーンについてもう少し詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

いまさら誰にも聞けない「ブロックチェーンとは何か?」の基本をシステムエンジニアが丁寧に説明するよ

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ビットコインの発行上限数とマイニング(採掘)

ビットコインの特徴として、発行上限数が決まっているということが挙げられます。

日本円などの法定通貨は国の中央銀行が発行を取り仕切っていて、上限はありません。これってよく考えてみるとすごいことなんですよ。

国はお金をバンバン増やすことができるんですからね。

ただ当然、お金をバンバン刷れる理由は、その国に力があり、そのお金の価値を証明できるからです。ポッと出の国が同じように通貨をバンバン刷ったら、そのお金は無価値になるでしょう。

 

これに対してビットコインの発行上限数はそのシステム上において、「2100万枚」と決められています。これはプログラムのコードに埋め込まれているので覆りません。

そして現状、すべてのビットコインが発行されているわけではなく、最初は10分に50BTCずつ発行されていき、4年ごとに発行量は半分になっていきます(この発行量が半分になる期間を半減期と呼んでいます)

最終的に西暦2140年に2100万枚になって、発行は終了します。

 

この仕組みの場合、「新しく発行されたビットコインはだれのものになるの?」ということが気になりますよね。

そこで出てくるキーワードが”マイニング(発掘)”です。

ビットコインは先ほど説明したようにブロックチェーン技術によって支えられています。そしてブロックチェーンを維持するための取引の膨大な計算はマイナーと呼ばれる人たちによって、全世界、誰でも参加可能なマイニング競争が担っています。

マイナーたちはこのマイニングを成功させると、新しく発行されたビットコインを報酬としてもらえることができるのです。報酬がなかったらだれもマイニングなんてしませんよね。

 

こうした発行上限が決まっていることや、マイニングによって新たなビットコインを得られる点が金(ゴールド)と似ていることから、この取引の承認作業は”マイニング(採掘)”と名づけられた背景があります。

また金と同様に発行上限数が決まっていることで、その希少性が保たれるため、価値が落ちにくいという特徴もあります。

 

現在、マイニングにはかなり高性能なPCと大量の電力が必要であり、個人でマイニングを行うのは難しくなってきています。

そのため、業者などが専門的にマイニングを行うことが主流となっていて、”非中央集権”という本来の目的からは外れてきていることが問題視されています。

また大量の電力を消費することから環境面への影響も問題視されていて、昏迷期ならではの問題があることも事実です。

 

 

価格変動が大きい

現状、ビットコインの利用や利便性というよりも、投機的な側面が取上げられることが多いですが、その理由はビットコインの価格変動が大きいためです。

確かにビットコインは先進国の通貨などよりもかなり大きなボラティリティ(変動性)があります。これが”投資”というよりも”投機”といわれる所以です。

基本的に、2016年までは暴落を繰り返しながらも緩やかに上昇していたのですが、2016年からは暴騰と暴落を繰り返しています。

一般的に通貨の要件は、①交換手段②価値尺度③価値貯蔵の3つの要素が必要といわれていますが、ビットコインは価格変動が大きいため、③価値貯蔵の要件を満たしていないと指摘されることが多いです。そのためビットコインは通貨ではないと揶揄されることもしばしばです。

確かにビットコインを使うと考えたときに、毎日ものの値段が大きく変動したらとても安心して使用することができませんよね。

 

ビットコインの購入・保管・利用方法

ビットコインを購入するには取引所に口座を作って、そこで購入する必要があります。

詳しい購入方法や取引所の選び方はこちらの記事を参考にしてください。

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簡単に言うと、まず「ビットフライヤー」、「Zaif」などの国内大手取引所に登録してください。

特に思い入れがなければ主要取引所以外の口座は作る必要はありません。

 

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口座を作成したら、銀行口座などから日本円を入金して、購入するだけです。

 

ビットコインの保管方法

ビットコインなどの仮想通貨は基本的にはただの電子データであり、インターネット上に存在しています。

そしてブロックチェーン上の台帳によって、自分が購入したという取引履歴があることで、ビットコインを保有しているということが証明できます。

 

そのためビットコインを保有するということは、そのデータにアクセスする鍵(秘密鍵)を保有するということになります。

せっかく購入したのに、誰かに勝手に所有権を移動させられたらいやですよね。それをさせないのが鍵です。

 

取引所で購入した場合は、まず取引所のウォレットと呼ばれるところに保管されます。イメージ的には購入したビットコインの鍵の管理を取引所におまかせしている状態です。

しかしコインチェック社のハッキング事件もありましたが、一般的に取引所のウォレットに置いておくのは危険といわれています。

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そのためソフトウェアウォレットやハードウェアウォレットといった仮想通貨を保管するためのアプリケーションや機器に保管するのが推奨されています。

仮想通貨のウォレットについてはこちらの記事を参考にしてください。

仮想通貨ウォレットとは何か?種類は?仮想通貨を安全に保管するのにおすすめな方法を丁寧に解説!

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ただしこれも考え方次第で取引所に置いておくのが一概に危険というわけではありません。自身のウォレットに移すということはセルフGOX(誤まった送金によって仮想通貨を失うこと)の危険性もあるし、鍵(秘密鍵)の管理も大変です。

そのため取引所に置いておくリスクと、ウォレットに移すリスクをきちんと把握して、”自分にとって”適切な保管方法を選択する必要があります。

 

ビットコインの利用方法

実は現在でもビットコインを使って決済することが可能な店がいくつかあります。

ビックカメラなどが有名ですよね。

「こんなに価格変動が激しいのにお店の人は困らないの?」と疑問に思うかもしれませんが、安心してください(笑)お店は決済で使われたビットコインはすぐに日本円に換金しているので、そんなに影響はないのです。

値段もリアルタイムのビットコイン価格になるので、レジに行くまで~BTCになるのかはわかりません(笑)

いまはまだ”楽しんで使う”といったくらいに考えておいたほうがいいですね。

 

まとめ

ビットコインの基本情報や購入の仕方を解説しました。

技術の細かい話を抜きにすればそんなに理解は難しくないと思います。

 

時代の流れによって、法定通貨からビットコインのようなデジタル通貨に移行していくのは間違いないと思っています。

そうなればビットコインなどの仮想通貨の需要はさらに高まりますので、いまから注目しておくことは必ず将来役に立つでしょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのシェアが記事を書く原動力です!


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