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正露丸はなぜ下痢や腹痛に効くのか?成分は?副作用は?


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正露丸はなぜ下痢や腹痛に効くのか?気になる成分や副作用も調べました!

おなかを壊したときは正露丸!

日本人ってこう思ってる人多いですよね。私もその一人です。先日も生ガキにあたってしまったときに正露丸のお世話になりました。中国とか海外に行くときはもはや必需品になっています。

ただそのときふと思ったんですが、「正露丸ってなぜ下痢や腹痛に効くんだろう?」「あの謎の黒い玉は一体なんなの?」ってことです。だって不思議ですよね、あの謎の変な味がする黒い玉が腹痛に効くなんて!?

実際、あれが正露丸という安定感のある薬ということがわかってなければ絶対に口に入れませんよ(笑

今回はそんな疑問を解消すべく調べてみました!

 

正露丸の成分は?

正露丸の成分を調べてみると簡単にわかりました。その主成分はクレオソートというものでした。

クレオソートって何?って感じですが、以下のような成分で構成されています。

フェノール 14.5%
クレゾール 16.8%
グアヤコール 23.8%
メチルグアヤコール
(クレオソール)
19.1%
エチルグアヤコール 6.4%

これらは主に消毒液として使用されるものです。やっぱり腹痛に効くだけに消毒要素が強いんですね。

これは正露丸の名前の由来でもあるんですが、日露戦争時に兵隊が下痢をしないように用いられたことからロシア(露)を征すということで征露丸と名付けられたのが最初といわれています。当時の衛生状態はかなり悪かったですから、消毒の成分を多くしたのですね。

正露丸を虫歯に詰めると痛み止めにもなりますし、当時かなり重宝されたと思います。発展途上国で一番重宝されるのが正露丸だという話は有名ですよね。

 

正露丸はなぜ効く?

では正露丸はなぜ下痢や腹痛に効くのでしょうか?

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この怪しい黒い玉、そして独特のにおいはよく考えてみると結構なぞですよね。薬とわかってなかったら絶対口にしない見た目とにおいですよね(笑。

 

正露丸の効果を説明するにはまず下痢や腹痛の起こるメカニズムから説明したほうがよさそうですね。

下痢や腹痛は基本的に腸内の過剰な運動が引き起こすものです。

そのため正露丸は逆に腸の神経を麻痺させて、腸の過剰な活動を抑えることで下痢や腹痛を抑えるのです。

つまり無理やり症状を抑えている感じなのですね。下痢や腹痛を引き起こす腸の過剰な活動は基本的に何かの原因に対する必要な活動なので、これを無理やり止めるべきではないという意見もあるようです。正露丸はかなり強い成分のためおすすめしないというサイトもありました。

とはいえ昔から用いられてきた薬ですので、きちんと用法・量を守れば危険ということはないと思いますけどね。もちろん消毒成分が入っているので、腹痛の原因となっている細菌などがあれば、それらにも効きます。

実際、腹痛や下痢の症状を抑えるために何度お世話になったことか(笑。

なんか正露丸がどのようにして下痢や腹痛を抑えるのかわかると余計効果がありそうな気がしてきます。

今後も頼りにしてますよ!

 

 

まとめ

今回は正露丸がなぜ効くのか、その成分などを調べました。

正露丸は腸の神経を麻痺させることによって、下痢や腹痛を引き起こす腸の過剰な活動を抑えていることがわかりました。

今後も日常生活や海外旅行の必需品ですね。

 

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