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【ドラクエⅪ】ドラクエⅪはPS4と3DSのマルチプラットフォーム!あらすじはロト継承か!?


ドラクエ11

ドラクエⅪ(イレブン)~過ぎ去りし時を求めて~が発表されました。気になるハードはPS4と3DSのマルチプラットフォームです!

ドラゴンクエストシリーズは来年30周年を迎えます。スクエア・エニックスは7/28に新シリーズ「ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて」を発表しました。その気になる発売時期は来年2016年から2017年初頭にかけてが濃厚とされています。

こういった人気タイトルが発売されるとき、内容はもちろんですが、そのハード(ゲーム機)が話題になります。

この話題(争い)は結構前から存在しています。おそらくその最初の大きな分岐点は間違いなくプレイステーションとセガサターンでしょう。スーパーファミコンの次期主役機を争っていたこの2台の決着を着けたのは販売されるゲームソフトでした。この争いはプレイステーションが勝利し、その後プレイステーション一強時代が長く続きます。それほど人気のゲームタイトルが発売されるハード(ゲーム機)は重要なのです。

さて今回発表された人気タイトル「ドラゴンクエスト」の新作は、PS4と3DSの両方でした。そのねらいはどこにあるのでしょうか?

ドラゴンクエストⅪの概要は?

今回の発表はタイトルと、デモ画面がメインでした。そのためあらすじなどの詳細は触れられていません。

ドラクエロゴ画像

上記がタイトル画像です。さてこのロゴ画像、特に背景のドラゴンですがどこかで見たことないですか?

そうドラゴンクエストⅠを彷彿させるデザインなんです。下記ドラクエⅠのロゴ画像

ドラクエ1

ドラゴンのデザインは反転しているようですが、それもドラクエⅠを相当意識しているように感じます。そしてサブタイトル「過ぎ去りし時を求めて」、まさに過去作を意識させるかのようなキャッチフレーズですね。

また発表会では「そしてふたたび伝説が訪れる」といった画面が表示されるなど、随所に過去作(特にドラクエ1~3のロト編)を彷彿させる演出がされていました。

ドラクエシリーズ30周年ということもあり、過去作の振りかえりを期待する声も高まっています。ネットでもこの話で持ち切りのようです。答えはまだ先ですが、このスクエニにはこのファンの期待をぜひ実現してほしいですね!だってロト編の続編とかいったら燃える展開間違いなしじゃないですか。(今の若い世代はロト編なんて知らないんだろうな・・・)

 

マルチプラットフォーム化のねらいは?

さて今回の記事の本題ですが、なぜPS4と3DSの両方で発売することにしたのかです。PS4(SONY)と3DS(任天堂)ではコンセプトがまるで違います。PS4は家庭用ゲーム機(据置型ゲーム)の王道で、映像にこだわり、うまい表現ができないですが、家庭で腰を据えて楽しむものです。一方で3DSは携帯用ゲーム機の王道で、持ち運びができ、複数人でお手軽に楽しむことを目的に作られています。

そんな中なぜこのコンセプトの違う2つの機種でドラクエを発売することにしたのでしょうか。

PS4は現在海外を中心に人気を集め、売れ行き好調です。日本ではまだそれほど人気が出ていません。それは日本では携帯ゲーム(特にスマホアプリ)が主流になっているためです。このスマホゲームに押しだされるようにして家庭用ゲーム機市場は停滞気味です。(まあ携帯アプリのような中身のないゲームは本当によくない人気だと思いますけどね。腰を据えた本当に面白いゲームというのは家庭用ゲームでこそ作られると思ってます。)

一方の3DSは日本国内において根強い人気を誇っています。日本でゲームソフトをいま売るなら3DSが間違いないでしょう。

そういった背景もあり、美しいグラフィックを使用した作りこんだゲームとして売るなら海外での人気もありPS4です。それに対してドラクエ(特にロト関連は過去のファン層の取り込みもあり)は日本での売り上げが期待される作品です。どちらかを選択するとどちらかの販売機会を失ってしまう可能性があります。

そのため今回ドラクエⅪの販売はコンセプトが異なる2つのゲーム機(PS4と3DS)となったと考えられます。ストーリーはまったく一緒の、異なるアプローチの作品となることでしょう。

これはもうストーリーは一緒といえど、2つの作品を作るのと同じくらい手間がかかります。しかしその手間よりも2つのゲーム機双方の購買を得られるほうが大きいという判断は間違っていないと思います。なんたってドラクエですからね、ゲーム機を持っていないため買えないなんてことになりたくないじゃないですか。

このようにゲーム機をもっていないことにより、ソフトが買えないというのは買うほうからしたらデメリットしかないですから、通常ハード機は淘汰されていくものですが、今回はそういった事情もあり、マルチプラットフォーム化の選択がされました。この流れは継続していくのでしょうか。ドラクエを楽しみにしつつ、観察していきたいと思います。

 

 


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