百貨店の「友の会」がいま人気になっています!気になる利率を比較します
日銀のマイナス金利導入が決定し、さらなる預金金利の引き下げが噂される中、百貨店の「友の会」という顧客向けの優遇サービスが人気になっています。
友の会では毎月一定額の金額を積み立てると、1年後に積み立てた金額以上のお買物券をもらえる仕組みです。
年率にすると10%以上の高還元の優遇サービスもあるため、はっきりいって預金するよりかなりお得ですよね。
各社ごとにサービス内容の違いはあれ、「お得!」という声が多く、加入者は増え続けています。
今回はそんな百貨店の「友の会」とその気になる利率を調査しました!
百貨店の「友の会」とは?
百貨店の「友の会」とは、百貨店ごとに会員を募っている顧客向けの会員優遇サービスです。
会員になると、毎月一定額の金額を積み立てることが出来、1年後の満期を迎えると積み立てた金額以上のお買物券(商品券)をもらえるサービスです。
例えば毎月1万円積み立てると、1年後に13万円分の商品券がもらえるという仕組みです。12万円が13万円になるわけですから、利回りは約8%になります。当然、積み立ての結果得られる商品券はその百貨店でしか使えないことが多いのですが、間違いなくお得と言えます。
銀行の定期預金でさえ、大手銀行で約0.025%の時代ですから、いかにお得かわかると思います。さらに日銀のマイナス金利導入のニュースは記憶に新しいと思いますが、このマイナス金利によってさらなる預金金利の引き下げが見込まれる中、百貨店「友の会」の人気が高まっています。
まあ市場にお金が流れ始めてると考えると日銀のマイナス金利も一定の効果を発揮していますよね。積み立てとはいえ、商品券になればそれはそのうち使われるということですから、消費の拡大になるのではないでしょうか。
百貨店「友の会」ではそのほかにも、会員向けの会報誌がもらえたり、割引優遇サービスが受けられたりします。
クレジットカードなどのように気に入った百貨店での顧客の囲い込みになっていますね。会員となればお得になること間違いなしですから、お気に入りの百貨店の会員になって、その戦略に乗ってみるのもありだとおもいますよ。
百貨店「友の会」利率比較
今回大手百貨店の利率を比較してみましたが、積み立てによって還元される金額に差はないようです。
そのサービスの概要は以下のようになっています。
積み立て額:5000円、1万円、3万円、5万円
積み立て期間:12か月
サービス額:1か月分
毎月5万円積み立てれば、一年後に5万円お得になると思えばかなり大きいですよね。1万円や5000円からでも積み立てできるので、気軽に始められます。
各大手百貨店ごとのサービスは以下のようになっています。
百貨店 | 友の会 | その他サービス |
三越・伊勢丹 | エムアイ友の会 | ホテル、レストラン、美術館等での割引 |
高島屋 | ローズサークル | ホテル、レストランでの割引、会員限定セール等、中元・歳暮期にお買物優待券を配布 |
大丸・松坂屋 | 大丸松坂屋友の会 | ホテル、レストラン、美術館等での割引 |
松屋 | クラブMG | 有料文化催事が会員証提示で無料 ホテル、レストラン、レジャー施設等での割引 |
東急百貨店 | 東急ファミリークラブ | ホテル、レストラン等での割引 |
小田急百貨店 | 小田急レディスクラブ | ホテル、レストラン等での割引 |
京王百貨店 | 京王友の会 | ホテル、レストラン等での割引 専用サロン(京王百貨店新宿店4階)の利用 「京王パスポートカード」(5%~10%ポイント還元)が無料で発行される。 |
などなど積み立て以外にも色々な優遇サービスがあります。積み立ての利率に差がないですからこういったところで積み立て先を決めてもいいと思いますね。
ただあまり差別要因となる違いはないようですから、一番は自分のお気に入りだったりよく行く百貨店のサービスを利用するのが一番だと思います。
まとめ
いま人気になっている百貨店の友の会を紹介しました。
毎月一定額を積み立てると年利で8%以上になるお得なサービスです。
銀行に預けていればお金が増えていく時代はもう終わりました。これからはこういったお得なサービスをいかに効率的に利用できるかがポイントになってくると思います。
ぜひ利用してみてください。
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