クラウドソーシングで主婦は搾取されるのか稼げるのか!?
クラウドソーシングは稼げるのか、それとも安い労働力で搾取されているのかといった議論が話題になっているようですね。
「稼げる」という意見は、今までより労働の選択肢が増えた、ないよりましと意見が多いです。
一方で「搾取されてる」という意見は、労働賃金が安いものが濫用していて、それに従うしかないといった意見です。
私はどちらも一理あると思っています。
クラウドソーシング?
クラウドソーシングってご存知ですか?
群衆という意味のクラウドと、業務委託という意味のソーシングを併せた造語で、この業界では主にネット上で記事作成を依頼して、応募した人がその仕事をこなして報酬をもらう仕組みを指していますね。
時間と場所の制約を受けないことから、新しい働き方として徐々に人気が高まっています。
在宅ワークの要素が強いので、子供がいて外に働きに行けない主婦に特に人気があります。確かにアルバイトしようと思ったら、時間の自由は効かないし、働いている時間は完全に拘束されるし、大変ですよね。
その点、クラウドソーシングなら、いつでも空いた時間に作業することで働く時間を選べるし、場所も自宅にいながらや、なんならPCとネット環境があれば外出先でもできます。これは主婦にとってはかなりのメリットですよ。
では主婦が労働力を搾取されてるとはどういうことなのでしょうか?
クラウドソーシング騒動まとめ
ことの発端はこのつぶやき
クラウドワークスは登録数80万人で二十万円以上稼ぐのは111人。ということは0.0138%。ネットでみつける在宅の仕事で生きていくのは甘い考えだよ。と社会の厳しさを教えてくれるデータ。。
引用:https://twitter.com/nagoya_kabuoff/status/701423311708794880/photo/1
ここでクラウドソーシングで二十万以上稼いでいるのが”111人”というのが多いと考えるのか、少ないと考えるかでこの件の捉え方がかなり変わってくると思いますが、私は111人もいるのかと思いますよ。
まだまだ発展途上の働き方ですから、もうここまで来たかということと、これからまだまだ発展の余地があると考えますけどね。
まあそれはさておき、このつぶやきから「労働力が不当に買い叩かれている!」といった反応や「クラウドソーシングは稼げない!」といった批判が続出したわけです。
そして批判ばかりではなく、擁護する意見も出てきます。それがこちら
本来、収入がゼロだったところを、月に5万円でも「自分の力で稼げる」という選択肢が生まれたわけじゃん。
5万円あれば、どれだけ助かることか。
で、「月に5万円じゃイヤだ!」というのであれば、簡単な話、利用しなきゃいいんだよ。引用:https://www.facebook.com/akihiro.nishino.16/posts/746355848832215?pnref=story
キンコン西野「いやいや5万円稼げればいいじゃないっすかー、働く条件も含めるとかなりメリットじゃん!」という意見ですね。
私としてはこれに全面的に賛成ですね。
ここからこの論争は火がついてみんながあーだこーだ言ってるわけです。
まとめるとクラウドソーシングで主婦は”搾取されてる”のか”稼いでる”と考えるのかということになると思います。
確かに平均単価は安い
クラウドソーシングサイトを眺めていると、確かに案件の報酬は低いと感じることが多いです。
でもここに最低賃金とかっていう議論を持ち出すのはなんか違和感があるんですよね。
やっぱり労働ってどれだけの価値を生み出せるかでその報酬が決まる側面があると思います。
時間給で考えることがそもそも社畜の考え方とも思うのです。
例えば自分が経営者で一人で会社を立ち上げたとすると、最初は売上なんてないからどれだけ働いても報酬は0なんですよね。でもそれが意味のない行為かというとそうではない。価値を生み出して初めて報酬が発生するわけです。
だから結局、現在ではまだまだ依頼される記事作成などがそこまでの価値を生み出してないといえると思います。
とまあこう書くとクラウドソーシングを否定しているように聞こえるかもしれませんが、私はどちらかというと肯定派なんです。
働くって結局、働いている人がその報酬で納得してるから成り立ってるんですよ。
つまり在宅でできる、時間に制限を受けないといったメリットと賃金を比較した結果、納得して働いているんですよね。そこに実際にその境遇で働いていない外野が、最低労働賃金うんぬんいってもしょうがないです。
さらにいうと色々な条件をトータルで考慮すると、最低賃金は超えてると思いますけどね。だって外に働きに行くってそれだけでかなり労力を使ってますよ。時間の制限、拘束、さらに労働の精神的疲労を考えると、クラウドソーシングってトータルで見ると注いだ労働力に対してペイしていると思うんですよ。
だっていやなお客を相手にしなくてもいいし、うるさい上司にこび売らなくてもいいし、環境は最高です。だから単純に時間で得られる報酬のカテゴリーに当てはめるのは間違っています。
今後の発展が期待できる
さらにクラウドソーシングは、まだまだ誕生して間もない働き方ですからね。
これからもっともっと改善されていくと思いますよ。
ネット上の情報はますます価値を増していますし、それを生み出す労働の価値ももっと高くなると考えてます。
”搾取されている”と考えないで”稼げてる”と考えて、前向きに働きたいものですね。
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