1月後半~2月初の仮想通貨(ビットコイン)暴落の原因は?USDTショックあるか!?2月の相場見通しは?
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はー・・・今月は何回暴落の話をすればいいんだろうか・・・
昨年末(2017年末)に仮想通貨は暴騰し、代表格であるビットコインは240万/1BTCまで上昇しましたが、2018年に入ると一転、暴落を繰り返していますね。
2/6にはついに60万円台/BTCまで下落しました。これは暴騰前の2017年11月の水準です。もはや2ヶ月間くらい気絶していたほうがいいような様相を呈してきましたね。
もう暴落相場は疲れるのでやめてほしいんですが、なかなか終わりの兆しが見えません。
1月中旬に起こったCC騒動(コインチェックNEM盗難事件)により暴落し、日本円による補償が発表されると一定の回復を見せたのが1/28。
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そこから1月末にかけて再び徐々に下落し続け、2月に入ってテザー疑惑などでついに100万円/1BTCを切ります。これは悪材料の払拭までに時間がかかるかもしれません。
そして2/5の米国長期金利上昇に伴う株価急落がとどめです・・・世界的なリスクオフの流れに引きずられて日経平均も仮想通貨も軒並み下げています。ここに来て悪材料が続いています・・・
今回は1/28~1月末~2月初にかけての暴落の理由を解説します。
また2月の仮想通貨相場見通しも・・・
USDTショックか!?
1/28以降の暴落の原因は端的に「USDT疑惑」による下落といわれています。
次から次に悪材料が出てきますが、今度はUSDTです。
そもそもUSDTとはアルトコインの一種です。Tetherという仮想通貨ですね。
TetherはUSD(米ドル)と同価値になるように設計された仮想通貨となっていて、いわゆるペッグ通貨と呼ばれています。
どういうことかというと、基本的な仕組みとしては顧客がアメリカドルをTetherに払い込むことによってUSDTが同数発行されます。
Tether社はその払い込まれたアメリカドルを裏付け資産(担保)として100%預託しておくというものです。
昔、貨幣は金や銀を担保にした金本位制とか銀本位制の時代がありましたが、それのアメリカドル版というわけです。
つまり発行されたUSDTは必ず1:1でアメリカドルに交換できるはずという信用があります。
今回のUSDTショックはこの信用が危ないのでは?という市場の不安から下げていると見られています。
USDT疑惑
Tether社は過去、ハッキングを受けてビットコインを盗まれたことがあります。
そのときは、その盗難額にあたる補償を自社のトークンを発行して、賄うということをしました。(今回コインチェック騒動でもそうするのではなんて言われたりしましたね)
そして利益が出るたびにそのトークンを顧客から買い取るという仕組みです。
まあ結局は補償額を顧客に借金したということですね。その手形がトークンというわけです。
そしてTether社はそのトークンをさっさと買い取るために、USDTを空発行しているのではないか?というのがUSDT疑惑です。
空発行した時点で、アメリカドルとUSDTの1:1という関係が崩れるので、USDTが危ない!という話になるわけです。
さらには最近のビットコイン暴騰は、この空発行されたUSDTによって買い支えられているのではないか?といった疑惑まで浮上しています。
これが事実だとしたら、現在のビットコインの価格は、空想のドルによって買われたことになりますから、大変なんですね。現在みんなが騒いでいる不安はそこです。
その空発行の額にもよりますが、この疑惑が事実だとしたらビットコインは現在価格の30%~80%は下落するといわれています。
もはや狂喜乱舞ですね・・・
ただしこの疑惑は結構前から言われていて、それがいまになって相場を下げているのは、最近になってTether社が監査法人と手を切っただとか、昨年末にアメリカ当局に呼ばれたとかいうニュースが出てきたからなんですね。
テザー社が監査法人と関係打ち切りの噂でUSDT巡る疑惑高まるhttps://t.co/oNsFkCJVSe
— コインテレグラフ ジャパン (@JpCointelegraph) January 29, 2018
USDにペッグするUSDTを発行するTetherは商品先物取引委員会に召喚状を発せられる #ビットコイン #Bitcoin #仮想通貨 #ブロックチェーン #フィンテック $BTC #Tether #テザー
USD最大の取引所Bitfinexでは1分で1200BTCの売りが入り約500ドルの下落
USDTショックで大量売りという悪循環ダブルパンチ https://t.co/JPgTH945YN
— よしナックル PSO2 ship4 仮想通貨 XRP XEM LISK推し (@yoshinakkuru) January 30, 2018
USDTショックやばい pic.twitter.com/cdVKk7mI7M
— ぐりぐり (@pangya_guri) January 30, 2018
コインチェック騒動が収まりかけて、相場が戻ってきた瞬間、この話題が一面を飾るようになりました。
なんか都合いいと思いませんか?
意図的な調整のように見える
私は今回の相場下落も、ウォール街あたりの大口投資家たちの意図的な調整のように思っています。
こちらの記事でも書きましたが、現在大口投資家たちは仮想通貨市場に参加したがっているといいます。
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仮想通貨(ビットコイン)暴落の原因は?大口投資家たちの暴落戦略
仮想通貨(ビットコイン)暴落の原因は?大口投資家たちの暴落戦略Content1 仮想通貨(ビットコイン)暴落の原因は?大口投資家たちの暴落戦略1.1 暴落の原因①ドイツ連邦銀行総裁の発言1.2 暴落の ...
そのため相場を暴落させて、安い値で仮想通貨を買おうとしているのです。
暴落させて買うなんていうことは株や為替の世界では当たり前の手段です。
だってコインチェック騒動が落ち着いて相場が上がってきたら、突然USDT疑惑が話題になり始めましたからね・・・
意図的に悪材料を出して、相場を下げているようにしか思えないのです。
悪材料のリークなんてのもお手の物です。でなかったら突然USDT疑惑がこれだけ表ざたになる理由がないんですよ・・・
USDT疑惑は以前から言われていたし、アメリカ当局に呼ばれたなんていう話は昨年の12月前半の出来事です。
それを今になって流布させているのは、意図的な相場操縦と考えるのが自然でしょう。
ちなみに何回も暴落させている理由は、大量に安く買うためには何度も暴落させる必要があるからです。
一度に大量に購入しようとすると価格はどんどん高くなってしまいます。そのため安くなってから小出しで買っていくのがセオリーなのです。
インド規制疑惑も!?
もう色々と出てくるんですが、2/1には今度はインドが仮想通貨を全面規制するのではないか?という怪しい情報が仮想通貨界隈を駆け巡りました。
https://twitter.com/yasu59064235/status/959188114789953537
CCぶっ飛びとUSDT疑惑とFB仮想通貨広告禁止とインド規制強化の四暗刻でこのチャート
— イークラ奈々@仮想通貨 (@booboogjtp) February 1, 2018
この下落相場でついにビットコインは100万円を切りました。一体どこまで下げるのやら・・・
そして100万円を切ったと思ったら、今度はインド規制報道が誤訳だっただの、誤報だっただのニュースで界隈が騒ぎ出します。
インド規制!→誤訳だよ!→そもそも誤報だよ!
までを未だに追えていない人のフォローをポチポチ外す
— 仮装おじさん (@Arityouu) February 1, 2018
金融庁がコインチェック立入検査へ!インド規制誤報?の影響もありBTC暴落!ピークから1億円減ったよ! - https://t.co/yv8vkL9qKa #GameCredits #仮想通貨投資 #取引所
— はせがわ (@junji2hasegawa) February 1, 2018
大口や機関投資家たちに遊ばれてますね
もういい加減、悪材料は大口の相場操縦ということに気付いたほうがいい。インドの件とか笑えるわ。落ちるとこまで落ちたら、誤報説出てくるんだから
— 若手の虎@仮想通貨ブロガー (@wakatenotora) February 1, 2018
まあ結局大口投資家の情報操作に遊ばれてますね。
人間の心ってマイナスの話にはほんと弱いですね。
大口の養分にならないように注意しましょう。
2/6追記:米国長期金利上昇による株価急落
さらにとどめの米国株価急落です。
2/5に米国長期金利上昇に伴ってダウ平均株価が1000ドル以上下がりました。これはリーマンショック並みの下落率です。
そこから世界的なリスクオフの流れが広まって仮想通貨も軒並み売られています。ビットコインはなんと60万円台まで下げました。
これは仮想通貨が原因うんぬんというよりも、日経平均も売られているので、すべてのリスク商品が売られている感じです。
さすがに下げすぎなんで反発すると思いますが、回復の時期はいつになるやら・・・
2018年1月の仮想通貨まとめ
・インド規制問題(誤報)
・テザー(USDT)疑惑問題(噂)
・コインチェックNEM盗難事件
・コインチェック破産問題(噂)
・Binanceの中国IPアクセス規制問題(真偽不明)
・韓国取引所の立ち入り捜査(勘違い)
すごいですね・・・コインチェックNEM盗難事件以外、全部噂です(笑)
暴落は暴騰の予兆か!?2月の相場見通し
以上のことが真実だとすると、大口投資家たちは相当数の仮想通貨を買い込んでいるものと見られます。
そして利益を出すためには、今度は相場を上げなければなりません。
つまり時が来れば一斉に市場が暴騰するのはないかと見ています。(あくまで私見です)
「歓喜で売って、悲鳴で買え」
いまはそのときの気がしています。なんといっても仮想通貨界隈が総悲観論で溢れてますからね(笑)
一応悪い情報ばかりではなく1/31についにリスク(LSK)のビットフライヤー上場が発表されました。(情報駄々漏れじゃないか・・・)
その他にも仮想通貨技術に関するイベントもいくつか2月に予定されています。これらを契機に2月から空気がガラッと変わるような気がしています。
実は相場は心理なので、こういった月の変わり目のタイミングで状況が一変することは少なくないです。もしかしたらビットフライヤーが1月31日まで新規上場をひっぱったのもそれを狙ったのかもしれませんね。(だとするとやるじゃん!)
ということで暴落時は購入のチャンス!
ということで仮想通貨の始め方はこちらからどうぞ
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現在、仮想通貨の半額大バーゲン中です(笑)
現在、暴騰前の水準まで戻っているので、全体感として”底”のような気がしています。
ここで買わないと儲からないですよ・・・
どの銘柄を買ったらいいかわからない!という人はとりあえずここを参考にしてください。(もちろん投資は自己責任で)
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